2026年2月4日(水)

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マメヅタ。石垣に張り付く形で伸びています。丸いのが養分を作る役目の栄養葉。ヘラ型に伸びているのが胞子を付ける胞子葉です。シダの仲間という頭があるのでつい「マメシダ」と言ってしまいがちですが、「マメヅタ」です。

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野草見本園にフクジュソウが開花していました。陽が登らないと頭花は開きません。パラボラアンテナ状をしていることで中心部に熱を集め、訪れた虫が活動しやすくなるようにしているのだそうです。まだ寒い時期に咲く花ですからね。
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公園の正面入り口近くにあるソシンロウバイ。今ようやく咲き始め。今年は開花が遅いです。
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背景がごちゃごちゃしていて見にくいですが、スイカズラの葉です。スイカズラは半常緑のツル性植物で、冬を越す葉は写真のように丸まって寒さに耐えています。漢字で「忍冬」と書くのはこの姿が基でしょうか。

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西展望広場から望む大山。ここ1か月ほど雨が降っていないので、薄く靄がかかったような空気感です。大山は別名を「阿夫利山」(あふりやま)とも「雨降り山」ともいい、古来雨乞い信仰の対象でもあったそう。そろそろ拝んだ方がいいかもしれませんね。

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2026年2月10日(火)

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東京では先週の土曜日から翌日曜日にかけて大雪が降り、今季初めての積雪となりました。その後天気は回復したのですが、園内には日陰や北向き斜面に雪が残っていました。

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野草見本園のミヤマシキミ。雌雄異株で、これは雄株のようです。花は4月から5月に咲き、今は蕾の状態。

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トサミズキの冬芽。少し膨らみかけていますね。花はレモンイエローで、3月に葉の展開に先駆けて咲きます。

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通称どんぐり畑。夏場は草に覆われる斜面で、昨年も希少種保護のため何回か除草に入りました。季節の移ろいは風景を一変させますね。

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日陰だったのでややピントが甘いですが、これはシロハラ(雌)です。冬鳥として大陸から渡ってくる鳥で、日本では低山の薄暗い林床で過ごしているそうです。原っぱとかあまり開けた場所には出ないそう。

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尾根緑道の脇に植えられている白梅。バックには紅梅もあり、早い春の訪れを感じさせます。枝に花数が少ないところも風情あり、です。

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2026年2月18日(水)

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ナツグミの冬芽。「裸芽」と呼ばれるタイプです。冬芽は大きく「鱗芽」と「裸芽」に分れ、鱗芽では鎧のような防寒具(芽鱗)を装着していますが、裸芽ではそれがなく、一番外側の幼い葉が冬芽を守る構造です。芽鱗は役目を終えると落ちますが、裸芽を守っている幼い葉はそのまま葉として成長するものもあります。
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肉厚な花弁を持つ花? これはヤブツバキの果実が開裂した姿です。球形の果実が熟すと先端部から3つに裂け、大きく開いて中の種子が現れます。しばらくはそのままの状態ですが、やがてその種子も落ち、遠目に花のように見えるという寸法です。

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キハダの小枝はVサイン。枝の先端の冬芽(頂芽)が左右に2個ついていて、それがY字に成長するので、このような姿になります。枝の途中にも冬芽(側芽)もあります。ちなみにキハダは鱗芽タイプ。

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園内にカワヅザクラは何か所かで見られますが、株によって開花のスピードがかなり違うようです。ここのものは今三分咲き程度。

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野草見本園へ。小さなセツブンソウが一輪咲いていました。花冠の大きさは標準的ですが花丈がわずか5cmほどしかありません。教えてもらわないとまず見過ごしてしまいます。通常は15cmから20cmほどになるのですが、去年もこんな感じでしたし、これはいったいどういいうことなのか。

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2026年2月26日(木)

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去年、保護処置をしたフッキソウの群落。唯一花序を伸ばしている株は順調に育っているようです。開花は今月下旬頃か。

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春を待つ雑木林。ここが生活の糧を得る里山だった時代、こんな風景が一面に広がっていたでしょうね。

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ニガイチゴの冬芽がほころんでいました。赤褐色の芽鱗を押し開いて軟毛に覆われた葉が顔を出しています。

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タンキリマメかトキリマメの果実。この状態ではちょっと見分けがつきません。葉があればなんとか。それにしても、この時期にまだ残っているということは、鳥たちに人気がないのでしょうか。

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早稲田実業グラウンドとの境に植栽されているアセビ。園内では尾根道沿いにも多くありますが、ここのものは開花が早いです。淡い色合いでいいですね。春が遠くないことを教えてくれています。

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