2026年1月5日(月)
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ヤマナラシの冬芽。葉が展開すると風に揺られてサワサワと、また、カラカラと鳴るように音がし、山全体が鳴っているようにも聞こえたことから名が付いたと言われています。確かにそんな音がします。冬芽の様子は中国の古武器「戟」みたいな感じです。

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ガマズミの実。もう乾燥して瑞々しさはありません。カメラの特性か、赤色が現物どおりに出にくいようで、本来はもっと深い赤色をしていました。

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これはヤマハンノキの果穂。越年したもので、種子はもう出きっているようです。

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残り柿。田舎では柿は取り尽くさず、鳥の冬場の餌として残しておくのが自然への礼儀とされていました。昨今熊の出る地域ではそうもいかないでしょうね。
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どんぐり畑に立つスギ。高さは15mくらいあります。ここ数年で樹勢が衰えてきたような感じです。

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エナガ。シジュウカラやヤマガラなどと一緒に混群を作って木々の間を移動していきます。
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九反甫谷戸にやって来ました。ヤブランの種子。実際にはもっと艶やかでしたが、写真では光の加減でちょっと白茶けてしまっているのが残念。

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内裏池が干上がっていました。また掻い掘りをするのでしょうか。この時期、ミシシッピアカミミガメは陸に上がって土の中で冬眠していますが、それはどうするつもりなのか。

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津島谷戸の入口になぜかイヌガヤの幼木があります。どこからやって来たのか、周囲に同じ木はありません。誰かが植えたとも思えませんが。
イヌガヤの葉の先端は針のように尖っていますが、それほど硬くなく、握っても痛みはあまり感じません。似たような姿をしているカヤの葉はかなり痛いです。

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2026年1月14日(水)
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小山内裏公園では少ない竹林で。これはシロミノマンリョウです。昔、財宝を埋めた場所の目印にこのシロミノマンリョウを植えたというなんとも嘘っぽい言い伝えは各地にあると思います。yamanekoもいろんなところで聞きました。

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こちらは普通のマンリョウ。葉の縁が雲形になるのが特徴です。正月らしい植物ですが、クリスマスカラーでもありますね。
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紅梅が開花の準備を進めていました。こういうのを見ると春も遠くはないと思ったりします。まだ寒の内ですが。

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一方、白梅は咲き始めていました。普通は紅梅の方が先に開花すると言われています。

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ソシンロウバイの蕾もぷっくりしていました。たくさんの蕾が開花を待っていて、これからしばらくは見る人を楽しませてくれるでしょうね。
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ナツツバキの果実が開裂した姿。こうなるタイプの果実は種子を風に飛ばしたり揺り落としたりして子孫を増やすようです。
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ハコネウツギの刮ハ。こちらも開裂するタイプで、種子に翼があることからも風に飛ばすタイプであることが分かります。
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ツワブキがいい感じにに萎れていました。じっと寒さに耐えている姿は侘び寂びに通ずる(?)ものがありますな。

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2026年1月22日(木)

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ミズキの枝は皆、上昇志向。揃って上を向きます。枝先で冬芽がスタンバイしていますね。

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ツルグミの花。赤褐色の斑点は鱗状毛と呼ばれる微細な毛の集まりです。花は本来は晩秋に開花するはずですが、今の時期にこの姿だということはこのまま開花せずに落ちてしまうのかも。

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これはサイハイランの葉。この姿で冬を越します。昨年も笹刈りをするなどして生育環境を整備しました。いまのうちにたっぷりと陽光を浴びて元気を蓄えておいてほしいです。
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樹上の哲学者、シメです。頭に対して嘴がやや大き目なのが特徴。その嘴を固く結んで寡黙に佇む姿が印象的です。

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カジイチゴの葉。葉身は大人の手のひらよりも大きいです。図鑑では落葉低木とされていますが、写真のように青々とした葉で冬を越すものも珍しくないです。こちらも先日絡みつくクズの蔓などの撤去を行いました。
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ヤドリギをアップで。地上7、8mくらいのところに着生しているので、望遠レンズをブレないように構えるのが大変です。ここ数年元気がなく、今年は実も付いていないようです。
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テカテカに紅葉しているテイカカズラ。誰に愛でられることもないツル植物ですが、深い色合いをyamanekoは評価しています。ちなみに白い花も可憐です。

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野草見本園へ。フクジュソウの蕾が伸び始めていました。暦ではまさに大寒の只中ですが、春の気配を感じます。
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この日の午後、大田切北サンクチュアリ内で整備活動を。これはナギナタコウジュの花序。ドライフラワー化しています。それぞれの花序がアーチ状に丸まっていて可愛いです。

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枯れ色に覆われる雑木林にあって、瑞々しい姿を見せているのはジャノヒゲの葉と種子。ここだけアップで見ると冬じゃないみたいです。

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田舎の温泉宿に飾られている工芸品みたいなこれは? ウグイスカグラの葉の痕跡です。
一般的に葉の葉身は葉柄という細い軸のような部分で茎とつながっていますが、その葉柄の茎と接する部分が丸い形に薄く広がり、葉の本体が落ちた後もその部分だけが茎に残った状態です。1個の葉柄の左右に計2個あって、2つの葉が対生して付いているので反対側にも2個。つまり4個がまるで四つ葉のクローバーのような形で茎に付いているのです。これは花が付く普通の枝では起こらない現象で、もっぱら徒長枝と呼ばれる急激に伸びる枝で起こるのだそうです。

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2026年1月28日(水)

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ジョウビタキのバックショット。特徴でもある翼の白斑がよく分かります。これを紋付の家紋に例えて、この鳥を「紋付」と呼ぶ地域もあるそうです。
ジョウビタキは冬に大陸から渡来する冬鳥と教わりましたが、近年国内での繁殖が拡大しているそうです。そのうち「留鳥」と呼ばれるようになるかもしれませんね。

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シジュウカラ。こちらも特徴である胸のネクタイ模様がよく分かります。黒いネクタイということは法事でもあったか?

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冬枯れの多摩丘陵。北展望台付近です。夏場は鬱蒼とした森で、蚊に悩ませられるような場所なんですが。

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コウヤボウキ。名前の由来は、高野山の僧が境内を掃くのに用いた竹ぼうきに似ているということだそう。
コウヤボウキはキク科で、たくさんの筒状花で頭花を構成しています。その筒状花が実らせた一つ一つの果実の先端に多数の毛が付いていて、それが寄り集まって写真の状態になっています。
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切り株の表面にチャカイガラタケが付いていました。扇のような子実体を触ってみるとカチカチ。とてもここから胞子が飛ぶとは思えない固さです。

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「なんだガビチョウか」とか「ガビのやつが…」とか、とかく邪険に扱われがちなガビチョウ。流暢に鳴くのですが、ちょっとボリュームがね。見た目は決して悪くないと思います。
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サルトリイバラの果実。液果と言われるタイプの果実で瑞々しい果肉を持つのですが、秋に赤く熟す頃には既に中身が空いてきていて、冬にはほぼスカスカになっています。
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しゃれたシャンパングラスのようなこれはヤマジノホトトギスの果実。熟して先端が開き、乾燥しきっています。中にコインを積み上げるような形で種子が詰まっていて、それが風などで揺られてこぼれ落ちる構造になっています。

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