2023年3月3日(金)

@
花粉を出し終えて落ちたスギの雄花。道路脇に吹き寄せられ大量に溜まっていました。これを見ただけでくしゃみが出そうです。

A
植栽のアセビ。満開ですね。でも咲き具合は株によって早い遅いがあるようです。

B
せわしなく枝を渡るヤマガラ。カメラを構えているんだから、ちょっとじっとしておいてもらいたい。

C
西展望広場からの眺望。丹沢山地の南端に鎮座する大山が見えています。

D
エナガ。嘴がごく小さく可愛いです。一方、ピンと建てた長い尾は凜々しい印象。チーチーチーと鳴いていました。

E
カワヅザクラはもう満開でした。でもさすがにシートを敷いて花見でもといった気温ではありません。
F
サクラの蜜を吸いに来たメジロ。春も遠くはないようです。

|
|
|
2023年3月11日(土) その1

@
3月に入って気温が高い日が続きました。小山内裏公園にも一気に春が押し寄せてきた感じです。
これはヒサカキ。独特の香りを放つ、早春の花です。雌雄異株で、この株には雄花が付いていました。

A
ヤブザクラが咲き始めていました。尾根道上は日当たりが良いので、他より早いのかも。
B
野草見本園へ。これはエヒメアヤメか。本来は中国地方などで見られる花です。

C
セリバオウレン。雌雄異株で、これは雄花です。

D
シロバナタンポポです。西日本に多く、九州や四国ではこれのみで黄色のタンポポがない地域もあるそうです。

E
大田切池の方に向かうと、コブシが咲き始めていました。輝くような白です。自ら発光しているかのよう。

F
そのコブシが開花まで身にまとっていたコート。冬芽の芽鱗です。これを脱ぎ捨てたということは、春が来たということですね。
G
大田切池の畔へ。イヌコリヤナギも開花が始まっていました。

H
タチツボスミレ。どこででも見かけるポピュラーなスミレです。
I
クマシデです。開き始めているのは雄花序。細い冬芽は雌花序か葉が入っています。褐色のものは去年の果穂です。

J
駐車場脇のウグイスカグラ。他に先駆けて咲く花ですが、花期は案外長いです。

K
直径3〜4mmと極小サイズのフラサバソウの花。この駐車場を訪れるほとんどの人は気がつかないでしょうね。

L
キブシ。これは雌花の花序です。花冠の中を見れば雄花か雌花か一目瞭然ですが、外形的にも違いがあり、雌花序は雄花序に比べて、花序が短く、色はより黄緑色がかっています。

|
|
|
2023年3月11日(土) その2

@
大田切歩道橋の付け根にはフサザクラがあります。これが満開の状態。花弁や萼片はありません。なかなかジャストのタイミングで開花を見ることができないんですよね。

A
フサザクラを見上げているとエナガがやって来ました。スズメよりも一回り小さい鳥で、動きも俊敏です。

B
「女将さん、やってる?」とくぐるのは縄のれん。これはアカシデの花序。ちょっとかき分けてみたい気もします。

C
ぽつんと咲いていたキズイセン。園芸種のこの花がなぜここに。しかも一株だけ。
D
これはヒメカンスゲですね。ちょっと揺らすだけで花粉がフワッと漂いました。

E
モミジイチゴの葉が展開し始めました。まだシワシワで、今まさに葉の隅々まで水分が行き渡りつつあるところ。

F
シュンランの花も開き始めていました。草むらの中にいるので目立ちません。

G
モミジイチゴ。花期はこれからです。花は下を向いて咲くので、いつも見上げるアングルです。
H
カタクリの保護エリアへ。あっちに一株、こっちに一株といった感じで、まばらに咲いていました。

I
ダンコウバイです。これも春の到来をいち早く伝える花です。年々樹勢が衰えているように見えるのが気になります。

J
原っぱで。子どもの頃、寝転んで眺めた風景を思い出します。

K
カワヅザクラが満開です。葉も展開し始め、また違った表情を見せていました。

L
コブシの花。磁器のような白さで、高貴な雰囲気です。

M
植栽のジンチョウゲ。わが家の鉢植え同様、ここも満開でした。

|
|
|
2023年3月19日(日) その1
@
キブシの雌花序。つまり、雌花だけの集まりです。上を向いているのは葉芽。

A
普段ほとんど注目することのないエノキの冬芽。かなり小さめです。花も地味なんですよね。

B
コブシが満開。輝くような白色をしています。サクラに先駆けて咲くので、この木の下で花見もいいですが、いかんせんサクラほど花期は長くありません。

C
先月降った雪で倒れてしまったタマノホシザクラ。折れてはいなかったようで、花を付け始めています。幹を支える部材は樹脂製のがっちりしたものになっていました。

D
ヤブツバキもいきいきとしています。葉もテカテカですね。代表的な照葉樹です。

E
ウグイスがさえずりの練習をしていました。ケキョケキョと、まだ若干たどたどしい。

F
アケビも新しい葉を展開。
G
こちらはキブシの雄花序です。雌花に比べて少しクリーム色がかっています。花序も長め。

H
広々とした尾根。一昨年に刈り広げたところです。

I
九反甫谷戸にやって来ました。この谷戸は夏のウバユリの群落が見事ですが、既に葉が伸び始めていました。しなやかそうです。

J
こちらはニワトコ。小さな冬芽(混芽)に閉じ込められていた葉や花が、芽吹きとともに解放されたところです。根元に芽鱗が残っていますね。
K
おお、カタクリ。この谷戸にも咲くことを初めて知りました。写真を撮りに来ていた人に聞いたら、3年くらい前に種が撒かれたもので、今年咲いたのだとか。知らなかった。

L
内裏池の前まで来ました。これは植栽のトサミズキ。レモンイエローが鮮やかです。

M
通路の反対側にはヒュウガミズキです。トサミズキより小ぶりで、花序も短いです。

|
|
|
2023年3月19日(日) その2

@
内裏谷戸には自生のタマノホシザクラがあります。その周囲には母樹から増やした若い木が数本あり、これらも立派に花を付けるようになりました。

A
このサクラは萼が星型なのが特徴で、名前の由来もここにあります。

B
谷戸の奥にあるミツバウツギ。葉と花序が開きつつありました。見るからに瑞々しそうです。
C
内裏池の畔に立つコブシのまあ立派なこと! 高さは15mくらいはあるでしょうか。堂々たる風格です。

D
津島谷戸の入口辺りに植栽されているシナレンギョウ。一気に咲きました。

E
その近くにあるこちらはレンギョウ。葉が展開する前に花が付きます。

F
パークセンター前にやって来ました。これはミツマタの園芸品種で、アカバナミツマタです。ローアングルから撮影。

G
路地植えの花壇エリアの一角がホトケノザの絨毯になっていました。あえてそうしているみたい。雑草と呼ばれる花でもこんなに綺麗なんだよということでしょうか。
H
試験管ブラシのような花の付き方。これはおそらくモモの一種だと思います。枝に白点が多いのも特徴。
I
野草見本園へ。早くもバイモが咲いていました。別名をアミガサユリといい、花冠の内側に網目模様があります。

J
スミレという名のスミレ。サクラという名のサクラやユリという名のユリははありませんが、スミレという名のスミレはあるのです。
K
オオアラセイトウ。ここではハナダイコンと紹介されていました。他にもショカツサイ(諸葛菜)とも呼ばれます。

L
尾根道に上がって来ました。これはヤブザクラ。

M
こちらの萼はタマノホシザクラのものとは少し違い、5個ある萼片それぞれの基部にくびれがあるのです。タマノホシザクラはくびれがなく三角形で、それが5個集まって星形になっているのです。

|
|
|
|