２０１６年 ２月 小山内裏公園ＭＡＰ

　

２０１６年２月３日（水） 　 �@ 　立春の前日。朝の空気は厳しく寒いです。 　エビネの�刮ﾊ。野草見本園で。 　 　 �A 　ソシンロウバイは満開状態です。 　 　 �B 　里山広場で。ハクセキレイも朝食タイムでした。 　 　 　 　 　 ２０１６年２月７日（日） 　 �@ 　夜半に雪が降ったようです。融けきらないうちに歩いてみます。 　 　 �A 　日陰にはこうやって残っています。 　 　 �B 　東展望台から。蛭ヶ岳も化粧直しをしたようです。雪化粧の。 　 　 �C 　尾根道を東へ。ヤマハンノキの雄花はまだ硬いよう。早春に他に先駆けて開花し、花粉を飛ばします。 　 　 �D 　公園東端のタマノホシザクラの冬芽。新種であることが明らかになったときホシザクラと名付けられましたが、後に既に園芸種で同名のものがあったことが判明し「タマノ」を冠することにしたのだそうです。 　 　 �E 　北向き斜面は陽が当たっていても単位面積当たりの光量が少ないので、なかなか融けません。 　 　 �F 　頻繁にこの公園に通っているのに、モズには昨秋以来初めて出会いました。 　 　 �G 　九反甫谷戸と内裏池との間にある尾根。先端が展望台のようになっています。（後日、「北展望台」と呼ばれていると知りました。） 　眼下にまで大型の建物が迫っているので、眺めはイマイチですが。 　 　 �H 　大田切池近くではサクラの花がほころび始めていました。他の木ではまだ冬芽が硬かったので、この株がちょっとせっかちなだけでしょう。 　 　 �I 　野草見本園で。フクジュソウ、遠くに春の足音を感じます。 　 　 �J 　ドライフラワー状態になっているカラスウリ。やっぱり鳥にとっても不味いんですね。この果実は。 　 　 �K 　ちょっと背伸びをしているツグミ。餌を探しているときでも周囲への警戒を怠りません。 　 　 　 　 　 ２０１６年２月１０日（水） 　 �@ 　今日は谷戸山の会の活動に参加。内裏池東側の斜面で間伐です。 　葉を落とした梢に鳥の巣が。どなたのお宅でしょうか。 　 　 �A 　活動の様子。会員の平均年齢は６０歳代後半じゃないでしょうか。みんなyamanekoより元気でビックリです。 　 　 �B 　内裏池で。御簾の内にお隠れになっているのはカワセミ。下嘴がオレンジ色をしているので、やっぱりお姫様（雌）ですね。 　 　 �C 　多目的広場に植栽されているヤマモモ。雄花序はまだ小さいです。この木は雄の木ですね。実が生る木は下に落ちて地面が汚れたり実を採りに来る人へのクレームが寄せられたりと何かと手がかかるので、公園樹や街路樹では敬遠される傾向にあるようです。 　 　 �D 　尾根道で出会ったルリビタキ。キリッとした白い眉がかっこいい。 　 　 �E 　こちらはコゲラ。コッコッ、コッコッと枝を打つ音が結構大きく響いていました。 　 　 �F 　飛ぶものつながりで、上空を横切っていった飛行機を。横田基地への着陸態勢に入っています。 　見慣れない尾翼なので調べてみると、オムニエアーインターナショナルというアメリカのチャーター便運行会社でした。アメリカ本土と極東の米軍基地との間を定期的に就航しているようです。毎週水曜日にシアトル→横田基地→オサン基地（韓国）、木曜日にその逆ルート、金曜日にシアトル→横田基地→岩国基地→嘉手納基地、土曜日にその逆ルート、という就航だそうです。今日は水曜日なので、この飛行機はシアトルから軍関係者やその家族を乗せてきたということでしょうね。 　 　 　 　 　 ２０１６年２月１３日（土） 　 �@ 　今日は月イチのガイドウォークに参加。久しぶりです。その前に尾根道をぶらり。アカマツのまつぼっくりはもう鱗片が開ききっています。種子を飛ばした後ですね。 　 　 �A 　さて、今回のガイドウォークはバードウォッチングを中心に。 　内裏池のカワセミ。今日は表に出てきていて、ギャラリーを楽しませていました。 　 　 �B 　飛び立った瞬間を連写。 　 　 �C 　畔のコブシの枝にはヒヨドリが。「僕たちにも注目してよ」と言わんばかりに近くまで来てくれました。 　この他にも、ハクセキレイ、ハシボソガラス、シジュウカラ、メジロ、キジバトなども観察できました。 　 　 �D 　尾根緑道を津島下トンネルでパスして南側の調整池までやってきました。もう少しで干上がってしまいそうです。 　あの四角い箱のようのものは…？ 　 　 �E 　残されたわずかな水にカエルの卵が。ヤマアカガエルのものだそうです。ヤマアカガエルはこの時期に一旦冬眠から目覚め、産卵後、再び春まで冬眠するのだそうです。 　ただ、この先も乾燥するようだとこの池は遅からず干上がってしまいます。そうなると当然卵は死んでしまうことに。池の底に箱のようなものが沈めてあるのは、池の水が干上がってもこの箱の中には水が残り、そこで卵が生き延びられるようにするためのものなのだそうです。 　 　 　 　 　 ２０１６年２月１７日（水） 　 �@ 　カワヅザクラ。３分咲きといったところです。陽が差し始めると暖かみのある写真になりますが、実際には結構冷え込んでいます。 　 　 �A 　ヤドリギの実。甘く美味しいですが、粘性が強くて、種を吐き出そうとしても口からツーッと垂れ下がってしまいます。 　 　 �B 　朝は鳥たちも活発に動いています。これはモズ。尾をグルグル回すのが特徴です。 　 　 　 　 　 ２０１６年２月２１日（日） 　 �@ 　冷え込む日が続いていましたが、ようやく穏やかな一日。 　パークセンター近くのツルウメモドキ。高い木（ミズキだったか？）を覆うくらい大きく成長しています。開裂した果実の殻だけが残って、中身の赤い部分（仮種皮に包まれた種子）はみな落ちてしまっています。 　 　 �A 　ヒイラギナンテンが咲き始めています。こんなに早くから咲くものだったんですね。あまり気にしていなかった。 　 　 �B 　こちらは寒の花、ヤブツバキ。 　 　 �C 　足元にはオオイヌノフグリが。やっぱり春は確実に近づいて来ているということです。 　 　 �D 　オオタカ。小山内裏公園のサンクチュアリ内でも営巣しているとのことです。この鳥を頂点とした生態系がこの公園内にあるという驚き。これからも維持されていくことを願うばかりです。 　 　 �E 　ドングリの実生ですね。大量に落ちているのに、こうやって芽吹くものはごくわずか。そのうち大きく成長できるのは更に…。 　 　 �F 　パークセンター前のクスノキが一部紅葉？　先月のどんど焼きで火に面した側の葉が熱で枯れてしまったものですが、もともと春になると新しい葉に入れ替わるので、特に問題はないようです。 　 　 　 　 　 ２０１６年２月２７日（土） 　 �@ 　アカシデの冬芽。少し膨らんできているような。 　 　 �A 　こちらはヤマハンノキの雄花。もうすっかり伸びて、花粉を飛ばしています。ちなみに雄花の付け根のピンク色のものが雌花です。 　 　 �B 　ウグイスカグラの花をアップで。 　 　 �C 　九反甫谷戸を登り切ったところにある丘。この道はマップには記されていない道です。 　 　 �D 　ヤマノイモの�刮ﾊ。薄い翼に挟まれた種子が入っていたもので、今はもう空っぽです。 　 　 �E 　内裏池の谷戸にあるタマノホシザクラ。周囲にはロープが張られ、保護されています。 　 　 �F 　白梅。品種は分かりません。それにしても輝くような白です。 　 　 �G 　大田切池に向かう坂道。早咲きの桜が春の訪れを告げています。いや、まだちょっと気が早いか。 　 　 �H 　コブシの冬芽もぷっくりとしてきました。 　 　 �I 　そしてスギの雄花も。１月中から薬を飲み始めて準備をしているので、大丈夫です。 　 　 �J 　この公園ではめずらしいマルバウツギ。ドライフラワー状態です。