2025年12月1日(月)
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今年もいよいよ師走です。
コゴメウツギの黄葉。和テイストな色合いで、いい感じです。

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南広場からドッグランを望む。こんな素晴らしい環境のドッグランなどそうそうないのでは。

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毎年いつのまにかなくなっているカリンの実。今年は木の近くに「花や実を取らないで」というプレートが設置されているからか、まだ何個か実が残っていました。

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大田切池の手前の広場にはニシキギが植栽されています。この木の紅葉は他の木の紅葉よもり一段深い紅色をしています。錦木の名に恥じない色合いです。

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これはクロモジの黄葉。涼やかです。黄葉にもオレンジ色系もあればこのクロモジのようにレモン色系もあります。ミズキなどもレモン色系ですね。

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ムラサキシキブの残り実。鳥たちの冬場の食料になるのでしょう。

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内裏池でキセキレイを見かけました。川でよく見かける鳥ですが、ここまでやって来たということですね。この小さな池に餌になるようなものがあるのかな。セキレイの仲間で最もよく見かけるのはハクセキレイ。次にこのキセキレイです。セグロセキレイ(日本の固有種)を目にするとちょっとテンションが上がります。

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ドウダンツツジ。まるで囲炉裏の熾火のような色合いです。見ているだけで温まりそう。

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九反甫谷戸にやって来ました。木々の葉が落ち始め、ずいぶんと明るくなりました。

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北展望台。訪れる人も少ない静かなスポットです。東展望広場と西展望広場は南に向いていて、眼前には相模野台地が広がっています。この台地は相模川に向かって下る河岸段丘になっているので、丹沢山地まで遮るもののない大展望が得られます。一方、この北展望台は北に向いていて、谷戸が細かく入り込んだ多摩丘陵とその上に広がっている市街地を見渡す格好になります。丘陵の上面はここと大差ない高さなので、あまり広々とした風景にはなっていません。

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2025年12月9日(火)

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ベンチの上に少し憔悴したようなアキアカネが。近づいても逃げようとしません。もうそろそろ一生を終える頃ですが、今年生まれたアキアカネは特に大変だったでしょうね。もともと夏は高山で過ごすのですが、酷暑の夏にはより標高の高いところまで移動して夏を過ごすのだそう。長距離移動が身に堪えているのかもしれません。

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まるで縁どりがあるかのようなゴンズイの葉。これは葉裏の色が縁に沿って見えているから。ゴンズイの葉は秋に海老茶色に色づきますが、裏返すと薄緑色なんです。

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これはクマの落とし物、ではなく、ホオノキの集合果です。つまり果実が集まったもの。大きさはコッペパン(死語?)くらいです。
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鮎道沿いのダンコウバイの枝に冬芽が。ぷっくりと丸いのが花芽。シュッとしているのが葉芽です。

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イヌツゲの枝に実がびっしりと付いていました。名前はツゲですが、櫛など木工品に加工されるのはツゲ科のツゲ。イヌツゲはモチノキ科で、形態も含めいろいろ違いがあります。

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イタヤカエデの黄葉。陽を透かして輝いていますね。庇のように枝を伸ばし葉を展開させるイタヤカエデ。その様子を、雨を遮る板屋根に例えたのが名の由来だそうです。
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これはドライフラワーになったオトコエシの花序ですね。翼に縁どられた果実が落ちずにたくさん残っています。

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文字どおり見上げるような高木のカラスザンショウ。枝先にはまだ果序が付いています。

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木の下には落ちた果序も。果実はあらかた開裂していて中の黒い種子はなくなっています。(写真手前の方に数個残っています。)

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2025年12月11日(木)
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園の北側の通路(早実グラウンドとの境)は日当たりが悪くひんやりとしています。そこにあるヤマブキはようやく黄葉が始まったところ。まだ緑色の葉もけっこう付いていました。
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枯木の表面を覆っているキノコ。おそらくチャカイガラタケではないかと。茶色というより暗紫色で、よく見るとグラデーションの縞模様が美しかったです。

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去年自生場所を見つけ、ササ刈りなど保護策を施したフッキソウの群落。今年も継続して追い刈りをしました。すると花序を付けている株が1株ありました。保護の効果が出て良かった。春の開花時期が楽しみです。

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ツルウメモドキの果実。赤いのは仮種皮で、その中に小さな種子が入っています。殻との色の組み合わせがいいですね。

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大量に実ったガマズミ。深い赤色が見事です。冬場の鳥の食糧備蓄は安心のようです。

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2025年12月15日(月)

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今日は尾根道を西へ。静かです。

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ジンチョウゲの蕾。米粒のようなもの一つ一つが蕾で、開花すると半球状の花序になります。
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誰に食べられることもなく下がり続けるカラスウリ。侘び寂びの佇まいです。

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野草見本園の脇に生えているドウダンツツジ。数年前に強めに刈り込まれて痛々しいい感じになっていましたが、ようやく復活してきました。

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ツワブキの花もそろそろ終わりか。この時期に見られる数少ない花の一つです。

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コダチダリアの果実。背が高く目立つ植物なだけに、花の後の見栄えの悪い状態を放置せず、さっさと切られてしまうことが多いです。なので、逆に果実を見ることの方が珍しいということに。

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ヤマガラ。エゴノキの実がお気に入りで、実を両足で挟み、嘴で割って食べます。

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