2023年 1月 小山内裏公園MAP
 
 
2023年1月2日(月)
 

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 新しい年が明けました。今年も身近なフィールド、小山内裏公園の自然を楽しませてもらおうと思います。
 まずは野草見本園のセンリョウから。実がいきいきとしていますね。イクラみたいです。
 
 

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 パークセンターの横の花壇に植栽されているオタフクナンテン。葉が燃えるように紅葉しています。
 
 

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 展示スペースの正月飾りです。門松がなんか要塞みたいになってます。
 
 

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 小山内裏トンネルの東口近くに生えているトウネズミモチ。実がたわわに実っていました。実は本来黒いのですが、表面に白い粉を吹いているので灰色に見えてしまいます。
 
 

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 ヒヨドリがピーヨ、ピーヨ。葉を落とした木々を行き交っていました。厚手のコートを着ているみたいで暖かそうです。
 
 

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 このキノコは何だ? カワラタケが朽ちて白化したものかと思いましたが、触ってみると案外固かったです。
 
 

 
 
 
2023年1月7日(土)
 

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 今回は尾根緑道を西へ。
 植栽されれているアジサイの冬芽。冬芽の下の葉痕がピエロの顔に似ていたりします。
 
 

A
 キジバトです。餌探し中のようでした。
 
 
B
 シュロの実。この時期、既にあらかた落ちて、残っている実も乾燥しています。シュロは雌雄異株で、雄花序には雄花のみ、雌花序には雌花と両生花が付くそうです。
 
 

C
 マユミの実。この実はなかなか枝から落ちません。遠目には花が咲いているようでいいです。
 
 

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 キブシの花序。冬芽がびっしり並んでいます。この冬芽、秋頃には既にできているのですが、そのときはこんなように垂れ下がってなくて、枝に添う形で付いています。
 
 

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 公園に隣接する工事現場で。モズがフェンスと土手との間を何度も往き来して餌を探していました。
 
 
F
 鮎道へ。ダンコウバイの冬芽です。ぷくっとしているのが花芽、シュッとしているのが葉芽です。ところでこのダンコウバイ、年々樹勢が衰えていくような。
 
 

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 ヤマツツジの果実。秋に熟して開裂します。しなった釣り竿みたいなものは柱頭の名残か。
 
 

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 サルトリイバラの果実です。この鮎道沿いにはあちこちにあって、4月には花を見かけますが、その後草刈りが行われるため、実を見ることはほとんどないです。この実は運良く刈られずに済んだものでしょうね。
 
 

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 今日は1月7日。パークセンターの横で春の七草が展示されていました。中央は寄せ植えになっています。
 
 

 
 
 
2023年1月15日(日)
 

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 去年のクリスマスあたりからずっと冬晴れの日が続いていましたが、この週末久しぶりに雨が降りました。カラッカラだったので恵みの雨です。
 その雨の止み間を縫って内裏公園へ。
 満開の花のように見えますが、これはツルウメモドキの実。正確には殻ですね。
 
 

A
 ソシンロウバイの蕾です。ついこの前見たときは木全体に葉がたくさん付いていましたが、ほとんど落ちていました。開花スタンバイOKです。
 
 

B
 サンシュユの実はけっこう枝に残ったまま干からびていきます。鳥も敬遠するほど不味いんでしょうか。
 
 

C
 ボタンヅルかセンニンソウか。葉の縁が鋸歯っぽく波打っているのでボタンヅルでしょうかね。
 
 

 
 
 
2023年1月21日(土)
 

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 南広場から尾根道へ。冬の林は明るいです。
 
 

A
 「都立公園開園150周年」という横断幕が掲げられていました。150年前というと1873年。明治6年です。まだ世の中ほとんど江戸時代みたいな頃でしょう。この年に、上野公園と芝公園が東京府公園に指定されたそうです。
 
 

B
 早稲田実業グラウンドのと境に植栽されているシャクナゲ。園芸種だと思います。蕾がぷっくりしています。
 
 

C
 トチノキの冬芽。粘質の膜に覆われていて冬の寒さにも耐えられるようになっています。人差し指の先ほどの大きさで、なかなかの存在感です。
 
 

D
 ヤブツバキ。通常花冠は赤色ですが、まれに白花もあるとのこと。ずいぶんと大きな木で、高いところに咲いていました。
 
 

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 ミツバツツジの冬芽です。大きさは5mmほどと、トチノキとは対照的に小さな冬芽です。
 
 

F
 そのミツバウツギの果実。もうドライフラワー状態ですが。
 
 

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 サザンカの園芸種といわれているタチカンツバキ(立寒椿)。
 
 

H
 センニンソウ。先週見たボタンヅルに似ていますが、こちらは葉の縁に鋸歯がなく、つるっとしています。
 
 

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 園の東側にやって来ました。
 ヤブムラサキの冬芽。ヤブムラサキは葉が軟毛に覆われているのが特徴ですが、葉だけでなく枝も芽も毛羽立っていますね。
 内裏公園ではヤブムラサキはここの一株しか見ません。ここ数年、樹勢が衰えているようなのが気になります。
 
 

J
 芝地広場へ。ハクセキレイが早足で歩いていました。
 
 

K
 尾根道のヤマハンノキ。もうじき開花です。
 
 

 
 
 
2023年1月28日(土)
 

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 2日前に大型寒波がやって来て、雪こそ降りませんでしたがかなり冷えました。まだ余波が残っています。
 
 

A
 南広場のヤマハンノキ。雄花の花穂が若干伸びてきたような。
 
 

B
 ホオノキの冬芽。真っ直ぐな性格です。
 
 

C
 大田切池は完全に凍っていました。
 
 

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 ロニセラ。毎年寒さが最も厳しい時期に咲きます。これはその中でも気が早い方。全体としてはこれから咲きそろっていきます。
 
 

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 イヌコリヤナギの冬芽。もう外皮が裂けてふわふわの毛が顔を出し始めています。
 
 
F
 こっちはクマシデの冬芽。まだ少しスリムです。奥に見えるのは去年の果穂ですね。
 
 

G
 鮎道へ。カクレミノの幼木です。寒い冬を耐えてますね。
 
 

H
 ジャノヒゲの実。繁った葉の根元に隠れいています。この鮮やかな青はいったい誰へのアピールか。
 
 

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 先週落ち葉掻きをしたカタクリの自生地。たっぷり陽が当たっています。
 
 

J
 コウヤボウキの痩果。これ自体花みたいです。
 
 
K
 明るい鮎道。木々が葉を落としたこの時期だけのことです。
 
 

L
 どこかでドラミングの音がすると思ったら、アオゲラでした。ハトほどの大きさのキツツキの仲間です。この公園には一年中いるはずですが、あまり出会わないんですよね。
 
 

M
 土手の斜面でたっぷりと陽を浴びていたニホンズイセン。
 今が一番寒い時期。これから少しずつ暖かくなっていくその過程が楽しいです。