2022年 2月 小山内裏公園MAP
 
 
2022年2月5日(土)
 


 フクジュソウが陽射しを受けて輝いています。パラボラアンテナ見たいですね。
 
 


 シュンランの芽が出てきています。そういえば昨日は立春でした。春は着実に近づいています。
 
 


 白梅は三分咲きといったところ。
 
 


 紅梅はまだ咲き始め。
 ウメにはほとんど花柄がないので、サクラのように花が風に揺れることがありません。それが全体にキリッとした印象を与えています。
 
 


 モズです。割り箸のような長い尾を上下に振っていました。
 
 


 こっちはシメ。
 シメはいつも高い木のてっぺんにいる印象があるのですが。
 
 


 枝に引っかかったゴンズイの実をついばんで、上下の嘴で上手に皮をむいて食べていました。
 
 


 イヌコリヤナギの冬芽。固いカバーが外れ、ふわふわの芽が出てきています。これからこれがもっと大きくなっていきます。
 
 


 キブシの冬芽はまだ小さく固いです。
 
 

 
 
 
2022年2月11日(金)
 


 前日の朝から降り始めた雪は夜半には止み、今日は朝から晴天です。車道には雪はあらかたなくなりました。
 南広場には子ども達の作品群が。今朝作ったのかな。
 
 


 尾根緑道を歩いて東展望台へ。風はなく陽射しは暖かです。
 
 


 広場にあるエノキの実。乾燥していて、もう鳥も食べに来ないのかもしれません。
 
 


 ウグイスカグラが咲き始めました。まだ数輪です。盛りを迎えるのは今月末くらいか。
 
 


 尾根緑道から北側の谷戸に下りていきます。
 
 

 一点を見つめるヒヨドリ。そこで何を考えるのか。「ハラ減った」か。
 
 


 トチノキの冬芽は芽鱗で守られ、さらにその芽鱗もべとつく樹脂に包まれています。冬の寒さ対策ですね。
 
 

 この葉はシャクナゲの仲間ですね。園芸種でしょうか。ドライフラワーのようなものは萼が残っているのかと思いましたが、調べてみると裂開した果実とのこと。種子はもうこぼれ落ちた後です。
 
 


 里山広場にやって来ました。クスノキも心なしか冬芽を膨らませているようです。
 
 


 再び尾根道へ。こちらはホオノキの冬芽です。筆の穂先のような形をしていて、長いものでは10㎝くらいになります。花も大型なら冬芽もそれなりの大きさですね。芽鱗は革質でキャップ状になっています。
 
 

 
 
 
2022年2月19日(土)
 


 クヌギの枝先にモフモフのものが。これはクヌギエダイガフシという虫こぶです。「クヌギの枝にできるイガのような虫こぶ」という意味の名前ですね。
 
 


 尾根緑道に出ました。ネムノキの去年の果実が残っていました。ほとんど扁平で、食べ応えはなさそうです。
 
 


 西展望台から都県境方向を望む。京王相模原線の高架が見えます。あの車両は黄緑色のラインが入っているので、相互乗り入れをしている都営新宿線の車両のようです。
 
 


 ここのカワヅザクラ、年によってはこの時期に既に満開になっていることもあるのですが、今年は寒い日が続いているからか、まだ99.9%が蕾です。
 
 


 ルリビタキ。雌ですね。図鑑にはあまり人を恐れないと記載されていましたが、まさにそのとおりで、他にも写真を撮る人がいる中で微動だにしていませんでした。
 
 


 ヤドリギ。果実が若干オレンジ色をしているのでアカミヤドリギかもしれません。
 
 


 ツグミは冬鳥。もうじき北の繁殖地に移動していくんですね。行き先は樺太とかシベリアだそうなので、相当大変です。お疲れ様です。
 
 


 園の西端から望む奥多摩の山々。最奥にあるのが東京都の最高峰、雲取山です。
 
 

 
 
 
2022年2月27日(日)
 


 園の東端、車道沿いにビオトープ的な池があります。この週末、一気に気温が上がって春めいた陽気になったので、生きものも活動し始めているかも。
 
 


 池の畔の木にモズが。枝でキョロキョロしているかと思ったら、さっと池の方に行ってカエルを咥えて戻ってきました。ニホンアカガエルだとすると、産卵のために活動を始めたところなのかもしれません。
 左の写真は枝に戻ってきてカエルを足で抑えつつ、辺りの様子をうかがっているところ。右の写真はもう一度咥え治して飛び立つところです。この後どこかに行ってまた戻ってきましたが、そのときはカエルは咥えていなかったので、「はやにえ」にしてきたのだと思います。
 
 


 まるで火焰のようなミズキの新芽。みなそろって上を向いて伸びるので、すぐにミズキと分かります。
 
 


 芝生広場にやって来ました。これはノゲシのロゼット葉でしょうか。乾燥しきった地面の上で瑞々しい姿をしています。これからぐんぐん伸びていくでしょう。
 
 


 丘の上に上がってきました。道の両側の笹藪が刈られていて、なんか広々とした感じになっていました。
 
 


 ヤブムラサキの冬芽。ヤブムラサキは葉に毛が密生しているのが特徴ですが、枝の先の方まで短毛に覆われているようです。
 
 


 以前、一面の笹藪だった斜面が広く刈り払われていました。ヤブザクラが何本かあり、調査のためかナンバリングされていました。
 
 


 多目的広場に植栽されているヤマモモ。雄花序はまだ固く締まっているようです。
 
 


 オランダミミナグサの芽吹きです。見ようによっては美味しそう?
 
 


 尾根緑道に出るところにあるウグイスカグラ。今日は暖かいとはいえ、まだ花数は少ないです。
 
 


 ヤマハンノキの雄花序が伸び始めたようです。もう花粉を飛ばしているかもしれません。