2017年 11月 小山内裏公園MAP
 
 
2017年11月1日(水) 
 

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 先月は雨ばっかりでしたが、11月は初日から晴天。青空が戻ってきて秋が深まっていたことに気がつきました。
 
 

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 野草見本園へ。ツクバトリカブトの刮ハです。
 
 
B
 ツワブキは花茎を伸ばし、開花のスタンバイOK。
 
 

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 久しぶりに「谷戸山の会」の活動に参加。今日は密生した杉の間伐です。みんなで現場に移動。
 
 

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 カラスウリです。台風2連発にも頑張って生き残った実ですね。
 
 

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 これは…、葉の質感からするとムラサキシキブ。
 
 

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 再び野草見本園。いつのまにかリンドウも盛りを過ぎた感じです。手前の花冠にはハナバチが潜り込んでいます。
 
 

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 ハート形のカツラの葉。黄葉が輝いています。
 
 

 
 
 
2017年11月3日(金) 
 

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 「難を転ずる」として縁起がよいとされるナンテン。漢字ではもっぱら「南天」と書き表します。実が朱く色付き始めていますね。
 
 
A
 こちらは深い紺色のアオツヅラフジの実。
 
 

B
 こちらは紫色の実。ムラサキシキブです。
 
 

C
 秋の陽を透かすクズの葉。
 
 

D
 黄葉しはじめたリョウブの葉。同じ枝でも葉によって色が違うのが面白いですね。
 
 

E
 これも果実。コセンダングサのものです。不用意に近づくとバラバラになって衣服にくっつき、ときには服を貫通して肌に刺さることもあるので、要注意。
 
 

 
 
 
2017年11月9日(木) 
 

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 尾根緑道のヤマザクラ。
 
 
A
 ツワブキの葉はテカテカ。ツワブキの名は「つや蕗」からとも。
 
 

B
 ホオノキの枝先にはもう冬芽がスタンバイ。
 
 

C
 大田切池に下っていく坂道も晩秋の装い。
 
 

D
 野草見本園のセンリョウ。枯れ色の世界の中で朱と緑は生命力を感じさせるということで、おめでたい植物とされたそうです。
 
 

 
 
 
2017年11月11日(土) 
 

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 今日は月イチのガイドウォークに参加。
 パークセンター前のサンシュユの実は栄養状態が良いのか大粒です。
 
 

A
 ツワブキは満開です。子供の頃、火傷の患部にツワブキの葉を貼るという民間療法で治したことがあります。
 
 

B
 ホトトギス。何年か前にはタイワンホトトギスという名札が付けられていましたが、最近はなくなっていて、今回の解説でもホトトギスなのか他の種なのか不明とのことでした。
 
 

C
 モミジバフウ。モミジではありません。葉は似ていますが、葉の付き方は互生です(モミジは対生)。実の姿も全然違います。
 
 

D
 アラカシの実。小山内裏公園ではブナ科の常緑樹としてはシラカシが多く、このアラカシはわずかしか見られません。
 
 

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 園の北側にある早稲田実業高校の王貞治記念グラウンド。周囲は秋の装いになっています。
 
 

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 キュートな外見とは裏腹に触ると激痛が走るというイラガの幼虫。調べてみるとヒロヘリアオイラガというイラガでした。コブシの幹に数匹いました。
 
 

G
 ヤマグワの葉もなんとなく黄葉しています。
 
 

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 ルビーのような深い輝き。ガマズミの実は初冬まで枝に残っています。
 
 

I
 クズの実。マメ科の植物であることがよく分かりますね。
 
 

J
 パークセンターに戻ってきてガイドウォークは終了。その後一人でぶらぶらと。これはカリンの実です。
 
 

K
 南広場はトウカエデの紅葉であでやかです。
 
 

 
 
 
2017年11月16日(木) 
 

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 朝日を浴びるコナラ。公園のような陽当たりの良い場所に植栽されているコナラは鮮やかに紅葉します。山で見るものはたいがい茶色になりますが。
 
 
A
 のっぽなコダチダリア。高さ4mくらいあります。姿は夏っぽいのに、晩秋に咲くんですよね。
 
 

B
 日影はシンと冷えます。
 ハクセキレイが朝食のイモムシを咥えてしきりに振り回していました。それにしてもよく見つけますね。幼虫で冬を越す昆虫のことをよく知っているんでしょうね。
 
 

C
 野草見本園もすっかり枯れ色。これはムサシアブミの実です。
 
 

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 南広場のトウカエデ。この公園ではここにしかありません。小ぶりな可愛い葉です。
 
 

E
 イヌザンショウの実。暗紫色のものが実で、それが割れると中からつやつやの種子が露出します。
 
 

 
 
 
2017年11月19日(日) 
 

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 イロハモミジ。今、最後の装いを見せています。
 
 

A
 陽光を反射する硬い蝋質の葉。小ぶりで、主脈を挟んで左右に湾曲しているのが特徴です。これはウバメガシ。備長炭の原木です。
 
 

B
 ウバメガシのドングリを探したのですが、枝にはほぼ残っていなくて、ようやく一つだけ見つけました。殻斗がアラカシやシラカシのような縞模様でなく、コナラのような鱗模様です。色が黄緑色なのは、何かの理由で成熟できなかったものでしょうか。
 
 

C
 輝くモミジバフウ。でもやがてみな枝を離れていくんですよね。フレディのように。
 
 

D
 園の北側の車道にならぶ街路樹はアキニレ。枝には扁平な実が並んでしました。
 
 

E
 鮎道へ。少し薄暗いところで繁っていたオニドコロの葉ですが、黄葉して辺りをぽっと明るくしていました。
 
 

F
 カタクリの自生地。草刈りがされてすっきりとなっていました。その中に刈り残されたリュウノウギクが。ちょっと乾燥気味です。
 
 

G
 ノイバラの実。冬鳥のご馳走。
 
 

H
 こちらはマユミの実。冬になっても遅くまで枝に残っていることが多いような気がしますが、鳥には人気ないのか。
 
 

I
 ムラサキシキブ。宝石みたいですね。
 
 

J
 シロダモの実。赤くつやつやした実が濃緑の葉と補色の関係で、よく目立っています。
 
 

 
 
 
2017年11月23日(木) 
 
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 晩秋。ツタの色付く頃です。
 
 

A
 小山内裏公園でイチョウを見られるのはここ南広場だけなのでは。高さ3mほどの若い木です。
 
 

B
 ヒサカキの枝には冬芽がびっしり。
 
 

C
 午前中までしっかり降っていた雨が上がり、急速に天気が回復してきました。
 
 

D
 サンショウ。高いところに実を付けます。
 
 

E
 キハダの黄葉。大きな木で、この公園に通い始めた頃に初めて興味を持った木です。
 
 

F
 カラスザンショウの黄葉はレモンイエロー。これも大きな木です。
 
 

 
 
 
2017年11月25日(土) 
 

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 コセンダングサを訪れるのはセイヨウミツバチ? 脚に花粉玉を付けています。花の少ない季節なので大変でしょうね。
 
 

A
 エノキの実です。完熟すると甘いそうです。
 
 

B
 輝くように黄葉したクリ。
 
 

C
 カマツカの葉も紅葉しています。
 
 

D
 ヤマハンノキ。棒状のものは雄花の花序。まだ固く、早春にほどけて花粉を飛ばします。
 
 
E
 公園南東にある小さな池。その畔にオギが立ち並んでいます。
 
 

F
 ヒュウガミズキの葉はこれから黄葉です。
 
 

G
 芝地広場の縁に植栽されているヤマツツジ。花に負けないくらい色づいていますね。
 
 

H
 落ち葉が敷き詰められた園路。秋が深まってきました。
 
 

I
 ガマズミの深紅の実。葉が落ち、冬になっても枝先に残っています。
 
 

 
 
 
2017年11月29日(水) 
 

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 冬の朝陽を浴びるカマツカの実。
 
 

A
 ニシキギの紅葉はまさに深紅の色合いです。
 
 

B
 この黄葉はクマシデか。大田切池の畔にて。
 
 

C
 パークセンター前の畑の畦。ホトケノザの葉の表面に下りた霜が朝陽で溶けて細かい露になっていました。
 
 

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 野草見本園のコウヤボウキ。繊細なキクです。
 
 

E
 オオバギボウシの葉です。葉緑素が壊れてレモンイエローになっています。草本の黄葉も趣深いですな。