2017年 7月 小山内裏公園MAP
 
 
2017年7月1日(土) 
 
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 チダケサシ。本来はもう少しピンク色をしているのですが。
 
 

A
 野草見本園へ。オオバギボウシです。葉が斑入りだったので園芸品種かもしれません。
 
 

B
 クサレダマは満開状態です。
 
 

C
 ヘメロカリス。ノカンゾウなどのカンゾウ類をベースに作り出された園芸種だそうです。
 
 

D
 ワルナスビという気の毒な名前をもらった花ですが、全体に鋭い刺があり、繁殖力も旺盛なので、農作業の際には厄介な存在。やむを得ない部分もありそうです。
 
 
E
 カキツバタの残り花。横には既に実を結んだ株があります。大田切池で。
 
 

F
 なんか美味しそうなエゴノキの実。でも食べられません。
 
 
G
 オオバノトンボソウ。これでもランの仲間です。
 
 

H
 花をアップで。まだ蕾の状態です。開花すると側萼片が反り返り、これがトンボの羽根、長い距がトンボの胴体(尾?)です。
 
 

I
 オカトラノオの白い花は星みたい…、ん? 花弁が6個のものもありますね。
 
 

J
 ヤマユリの蕾。もうじき咲きますね。
 
 

K
 ヤブカンゾウは中心部が八重咲きのようになっています。これは雄しべが花弁状に変化したものだとか。
 
 
L
 コムラサキの花。雄しべがビョーン。
 
 

M
 アキヤマタケかな。チップの敷かれた歩道沿いに大量発生していました。
 
 

 
 
 
2017年7月6日(木) 
 

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 ネムノキもそろそろ花期が過ぎようとしています。
 
 

A
 ユウゲショウ。熱帯アメリカから明治期に入ってきた花だそうです。
 
 

B
 タケニグサの花序をアップで。真ん中が開花の状態。上は蕾、下は実になった状態です。
 
 

C
 生け垣のハナゾノツクバネ。
 
 
D
 イヌゴマ。やや湿り気のあるところを好むようです。
 
 

 
 
 
2017年7月8日(土) 
 
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 野草見本園のチダケサシ。薄紫色が涼しげです。
 
 

A
 園の正面入口にケヤキのシンボルツリーがあり、その周りが円形の花壇になっています。そこにはヒルザキツキミソウのほか、たくさんの花が咲いています。
 
 

B
 ハゲイトウ。葉を楽しむケイトウ(鶏頭)ということですね。夏の陽射しに負けない燃えるような葉です。
 
 

C
 今日はガイドウォークに参加。
 これはヒメジョオンの蜜を吸うベニシジミです。
 
 

D
 ゴンズイの若い実。秋には鮮やかな赤色になり、それが割れて中からツヤのある黒い種子が顔を出します。
 
 

E
 このコブシの実も秋には朱色になり、実が裂けて中から黒い種子が出ます。面白いのはその種子が果実本体から糸でぶら下がるようになること。
 
 
F
 オオバノトンボソウが開花状態です。
 
 

G
 萼の形からヤマホタルブクロと思われます。
 
 

H
 ヤブカンゾウの群落。夏ですな。
 
 
I
 再び野草見本園へ。マメ科のコマツナギです。ツル性で、茎の強度が高く、駒(馬)を繋いでおいても大丈夫というネーミングのようです。
 
 

J
 アキアカネかナツアカネの幼体とのこと。教えてもらわないと分からないですね。
 
 

 
 
 
2017年7月9日(日) 
 

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 アカメガシワの雌花序。雄花序に比べて花が密に付いています。
 
 

A
 ヒメコウゾの果実。モミジイチゴの果実に似ていて一見美味しそうですが…。
 
 

B
 ナンキンハゼの花序です。穂のようになっているのは雄花。雌花は花序の根元の方に数個あって、これが秋には丸い実になります。
 
 

C
 ヒヨドリバナが満開状態。訪れているのはモンシロチョウ?
 
 

D
 イヌザクラの果実。ちょっと実の付きが悪いか。
 
 

E
 こっちはウワミズザクラの実。実りすぎです。
 
 

F
 リョウブの花に今年はちょうどよいタイミングで出逢いました。
 
 
G
 園の南東側にある小さな池。ヒメガマが咲いて(?)いました。ソーセージみたいなのが雌花穂、その上の串みたいなのが雄花穂です。ヒメガマは雌花穂と雄花穂とが離れていて、間に茎が見えているのが特徴です。
 
 

H
 茎の断面が三角形なのでサンカクイ。「イ」は「い草」の「い」です。別名をサギノシリサシ(鷺の尻刺し)というそうです。なるほど。
 
 

 
 
 
2017年7月12日(水) 
 
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 斜面の見上げる位置にヤマユリの大ぶりな花が。夏の陽射しに負けない勢いのある花です。花冠が重たく茎が弓なりになっています。
 
 
A
 野草見本園へ。ミソハギが咲き始めました。「禊ぎ萩」から来た名前で、お盆に供える花です。
 
 
B
 大田切池。今日も暑くなりそうです。
 
 

C
 カラスザンショウの花は小さくて遠目ではよく分かりません。木が大きく目の高さで見ることも難しいんです。
 
 

 
 
 
2017年7月16日(日) 
 

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 ウワミズザクラの果実。これから赤黒く熟していきます。
 
 
A
 アカネ。花は秋に咲きます。
 
 

B
 栗のようにも見えますが、これはオヤマボクチの花。野草見本園で。
 
 

C
 ヤブガラシの花が咲いて、小さな虫を呼び寄せていました。葉を繁らせる勢いが旺盛で、光を独り占めして藪を枯らすほどというのが名の由来です。
 
 

D
 ヤマコウバシの若い実。ここ1、2年、この株には大量の蛾が綿毛を絡ませたような巣を作って、見た目にもボロボロでしたが、今年はすっきりしています。
 
 

E
 刺激の中のヤマユリ。存在感がハンパないです。
 
 
F
 こちらも藪の中に咲くオオバギボウシ。風も止まり動くものは何もありません。時間も止まったかのようです。
 
 

 
 
 
2017年7月19日(水) 
 

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 オトギリソウ。弟切草の名の由来が興味深いです。
 
 
A
 野草見本園へ。ウマノスズクサはジャコウアゲハの食草。
 
 

B
 ダイコンソウの名前は根生葉がダイコンのそれに似ているからだそうです。
 
 

C
 ミソハギの花をアップで。
 
 
D
 ヤブミョウガ。水玉がはじけたようなつややかな花です。
 
 

E
 ネムノキはそろそろ花期が終わります。
 
 

 
 
 
2017年7月22日(土) 
 

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 日中は暑いので夕方に散策。
 キブシの実がたわわです。
 
 

A
 クリの実が少しずつ大きくなってきました。今はピンポン球を一回り大きくしたくらい。
 
 

B
 ミズキの実です。秋に向けて色づいていきます。
 
 
C
 ダイコンソウ。ダイコンはアブラナ科ですが、ダイコンソウはバラ科。
 
 

D
 夕方になり暑さも若干和らいだ感じ。ニイニイゼミの声も優しく感じます。




E
 アカツメクサの群落。枯れた花も多く見られます。
 
 

F
 見慣れないカミキリムシがいました。図鑑で調べたらキマダラミヤマカミキリと判明。夜行性だそうで、確かに葉と葉の間に隠れていました。
 
 

G
 ショウリョウバッタはじっとしているとどこにいるか分かりません。
 
 

H
 キリギリスの仲間、ツユムシ?
 
 

I
 うつむいて咲くイヌホオズキの花。花冠の大きさは8mmくらいです。
 
 

J
 こちらはイヌホオズキの若い実。
 
 

K
 オレンジ色の極小の虫。体の大きさは4mmくらいで、羽根は1.5cmくらいもありました。ウンカの仲間で、アカハネナガウンカというのだそうです。
 
 

L
 シラカシの実(あかちゃん)。秋には丸々とした形になります。
 
 

M
 リョウブの花が咲いています。夏ですな。
 
 

N
 コナラの樹液に集まる昆虫たち。カブトムシ、チャイロスズメバチ、カナブン、ジャノメチョウの仲間。ところで、これまでこの木から樹液が出ているのを見たことないような。誰か虫を呼ぶために傷を付けたかな。
 
 

 
 
 
2017年7月26日(水) 
 

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 鮮やかな鹿の子模様。葉の付け根に零余子(むかご)ができているところを見るとオニユリのようです。
 
 

A
 メタセコイアの球果。この若い状態のものを初めて見ました。秋に茶色く乾燥したものはよく見ますが。
 
 
B
 春の七草のうちの一つ、セリ。夏のこの時期には、もうアクが強く硬いので食べられません。
 
 

C
 九反甫谷戸がウバユリに埋め尽くされていました。薄暗い谷戸が幻想的な風景になっていました。
 
 

 
 
 
2017年7月30日(日) 
 
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 野草見本園にカリガネソウの花が咲き始めました。
 
 

A
 クサレダマの実。漢字で「草連玉」の名はこの実の様子から来たものでしょうか。
 
 

B
 大田切池の畔のクヌギ。若い実が付いていました。
 雨上がりの夕方。風もなく蒸し暑い水辺でした。