2016年 6月 小山内裏公園MAP
 
 
2016年6月1日(水)
 

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 野にホタルブクロが咲く季節になりました。
 
 
A
 ヒメジョオン。ハルジオンより1か月ほど遅れて咲き出します。
 
 

B
 ナンキンハゼの葉はまだしっとりとしているよう。そしてもう花序が伸び始めています。もう少しすると基部で雌花が開き、その後雄花の花穂がビローンと伸びていきます。
 
 

C
 ニガキにはもう実ができていました。経8mmくらいの小さな実です。
 
 

 
 
 
2016年6月4日(土)
 

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 キンシバイ、輝いていますね。
 
 

A
 蛾のように羽を広げて休んでいたジャコウアゲハ。とyamanekoもだまされましたが、これはアゲハモドキという蛾だそうです。体の側面に赤い斑点もあり、ジャコウアゲハそっくりです。
 
 

B
 キブシの葉に小型の蝶が。ウラナミアカシジミという蝶のようです。
 
 

C
 ネムノキはやっぱり寝坊なのか葉の展開が他の樹木よりかなり遅いです。葉が開き終わったら、次は花序が伸び始めます。
 
 

D
 クリの花は満開。ちょっと南国っぽい雰囲気ですね。
 
 

E
 ビヨウヤナギは垣根など庭木として植えられていることが多いです。
 
 

F
 鮎道は木漏れ日が気持ちいい。ここはカタクリの自生地です。
 
 
G
 林の中にムラサキカタバミ。ここだけ光が差し込んでいました。
 
 

H
 内裏池にて。親子3匹(のように見える)のミシシッピアカミミガメ。俗に言うミドリガメです。
 
 

I
 九反甫谷戸のフサザクラ。葉腋から若い実がぶら下がっています。
 
 

J
 この角砂糖みたいなものはマユミの若い実。自然の造形と考えると不思議な形ですね。
 
 

 
 
 
2016年6月8日(水)
 

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 朝の野草見本園。
 これはタイマツバナです。北米原産、シソの仲間だそうです。
 
 
A
 アカメガシワの花穂が伸びてきました。蕾はまだ固そうです。
 
 

B
 アジサイの季節になりました。花は密集していますが、淡い色合いのおかげで涼しそうです。
 
 

 
 
 
2016年6月11日(土)
 

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 小さな小さな花を付けるキヌタソウ。野草見本園で。
 
 
A
 今日はガイドウォークに参加。これはツマグロヒョウモンのサナギ。つい十数年前まではほとんどいなかったのだそうです。サナギの下の方にある突起はスワロフスキーみたいな光沢です。
 
 

B
 ムラサキシキブの花。雄しべと雌しべが花から飛び出しています。
 
 
C
 ネジバナは野生のラン。花がもっと大きかったらチヤホヤされる存在だったかもしれませんね。
 
 

D
 ハンショウヅルが実になっていました。半鐘のような形の花からは想像できない姿です。
 
 
E
 アズマネザサが一斉に開花。俗説として、ササの開花の周期は60年で、開花した後枯れるとのこと。ほんとか?
 
 

F
 ハナイカダです。薄暗い林床で青い実を付けていました。
 
 

G
 ヤマホタルブクロです。萼の形の違いでホタルブクロと見分けることができます。
 
 

H
 こちらはヤブムラサキ。ムラサキシキブと違って、葉を触るとビロードのような手触りがします。
 
 

I
 パークセンターに戻って1時間半のガイドウォークは終了。後は自主観察です。
 これはクマノミズキ。よく似るミズキより1か月半くらい開花が遅いです。
 
 

J
 人が入ることが少ない行き止まりの道沿いに、テイカカズラがひっそりと咲いていました。
 
 

K
 ニガキの実。10日前までは緑色だったのに、今は茎が赤くなり、実も若干黄色っぽくなっています。
 
 

 
 
 
2016年6月15日(水)
 
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 小雨がぱらつく中、朝の散策。梅雨ですね。
 ナンテンの花が咲き始めました。花序全体が開花すれば見事でしょうが、順々に咲いていくのでなかなかそういうのにはお目にかかれません。ちなみに葉には猛毒のシアン化合物が含まれているそうですが、ごく微量なので人体に影響はないのだとか。
 
 
A
 今年もイチヤクソウが咲きました。なんでここにあるのかが不思議です。しかも一株だけ。
 
 

B
 野草見本園のトモエソウ。もう花弁が少しクタッとなっています。先週から何度か見に来ているんですが、タイミングが悪いのか、ちょうど巴の形に開いた花に出会えません。そうこうするうちに花期が終わってしまいそうです。
 
 

 
 
 
2016年6月18日(土)
 

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 梅雨の晴れ間。ギラギラの夏の陽射しです。
 ヒメコウゾの実が熟しています。モミジイチゴの実に似ていて美味しそうですが、食べない方が良いです。
 
 

A
 マルバアオダモも実を付けています。ヘラのような扁平な形をしています。
 
 

B
 ヌルデの葉は軸に翼があります。これで1個の葉。
 
 

C
 この時期、樹木で花を付けているのはクマノミズキくらい。もうじきカラスザンショウ、ネムノキなどが咲き始めます。
 
 

D
 強い陽射しに照らされるヒルガオ。
 
 

E
 ハルジオンと入れ替わりで出てきたヒメジョオン。生き生きと咲いています。
 
 
F
 林の中にオオバノトンボソウが。保護色のようになっていて目立ちません。
 
 

G
 ナンテンの花。人家の裏手に咲いている印象があります。
 
 

H
 サルトリイバラの若い実。葉といい実といい、とてもユリの仲間とは思えません。
 
 

I
 ハエドクソウ。花は開いても2mmほどと極小です。この花の写真を撮るときはたいてい蚊との戦いになります。
 
 
J
 ジャノヒゲの花。地面すれすれにカメラを置いて撮影しました。
 
 

K
 これぞオカトラノオという形の花序。図鑑に載せても耐えられるような姿です(手前味噌)。
 
 
L
 小山内裏公園の正面入口。シンボルツリーのケヤキです。

 
 
M
 野草見本園へ。ヤブレガサの花が咲いていました。
 
 
N
 こちらはヤブカンゾウ。雄しべが花弁のように変化して、八重咲きになっているのが特徴です。
 
 

O
 かろうじてなんとか巴型に開いたトモエソウ。一日花なので、形の整ったものを見られるかはまさに一期一会です。
 
 
P
 オオバギボウシ。葉が斑入りなので園芸種だと思います。夏の訪れを告げる涼やかな花です。
 
 

 
 
 
2016年6月22日(水)
 

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 マツヨイグサ。昨夕に咲き、この朝を迎えてこれから萎んでいくところなんでしょうね。
 
 
A
 野草見本園にミソハギが咲き始めました。別名「盆花」と呼ばれるように、盛夏に咲く花です。
 
 

B
 クサレダマ。本来、直立するのですが、しなだれて横向きになっています。元々湿地に生きる植物なので、ここの環境ではやむなしか。
 
 

 
 
 
2016年6月25日(土)
 
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 梅雨の中休み。あちこちでタケニグサが急に伸びてきました。
 
 

A
 花は根元側から咲いていきます。先端は蕾、中程が開花の状態、根元側は実になっています。
 
 

B
 園芸種のアジサイ。この時期の主役ですね。いつもはあまり注目されない両性花をアップで。
 
 

C
 シモツケです。尾根道沿いに植栽されていました。
 
 

D
 キノコにとってはこの季節はウエルカムなんでしょうね。
 
 

E
 ナンキンハゼの花穂が伸びてきました。
 
 

F
 アカメガシワの雄花。なんかこの時期に咲く花はどれも小さな花が多いですね。これも雨が多いせい?
 
 

G
 リョウブの花もそんな感じ。まだ咲きはじめで、これから盛りを迎えます。