2015年 11月 小山内裏公園MAP
 
 
2015年11月1日(日)
 

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 イヌザンショウの種子。赤い実が茶色く乾燥して割れ、中からつややかな黒い種子が出てきています。
 
 

A
 ツワブキの頭花をアップで。
 
 

B
 タイワンホトトギスは今が満開状態。日本での自生は沖縄の西表島のみだそうです。
 
 

C
 ツクシハギの実は中に平べったい豆が一つ入っています。
 
 

D
 うーむ。ホコリタケかな。
 
 
E
 これは分かります。スッポンタケ。
 
 

F
 シロダモの花。葉の陰に地味に咲かせています。
 
 

G
 ツマグロヒョウモンの雄。羽を広げじっと体を温めているようでした。
 
 

H
 こっちはツマグロヒョウモンの雌。雌雄でずいぶん違います。
 
 

I
 オオニシキソウの実。北アメリカ原産だそうです。


J
 メリケンカルカヤはイネの仲間。これも北アメリカ原産だそうです。
 
 

K
 エノキの葉が鮮やかに黄葉していました。まだ葉が生き生きしているうちに葉緑素が抜けると、こんな綺麗なレモンイエローになります。
 
 

 
 
 
2015年11月3日(火)
 
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 今日は文化の日。晴れの特異日です。
 ガマズミの花が狂い咲き。熟した実と同居しています。
 
 

A
 サザンカの花。満開でした。
 
 

B
 園の東端にある小さな池。乾燥していて水は少なかったです。周囲の草が刈られていて、これまで足を踏み入れられなかった裏手の方にも回ることができました。
 
 

C
 池の奥、ジョウビタキ(雌)が藪に隠れるようにして停まって、すぐにどっかに行ってしまいました。今年もこの鳥がやって来る季節になったということですね。
 
 

D
 エメラルドグリーンに輝く甲虫。アオオサムシです。
 
 

E
 トチノキの葉がいい感じに黄葉しています。和の色合いですね。
 
 

F
 なぜかハコネウツギが咲いていました。さっきのガマズミといい、なんか変ですね。植物が季節を間違えるような天気だったっけ(昨日は12月中旬並みの気温でしたが。)。
 
 
G
 パークセンターまでやって来ました。モミジバフウの紅葉が進んでいます。
 
 

 
 
 
2015年11月6日(金)
 
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 出勤前の散策。枯れたアキノノゲシに朝露が降りています。
 
 

A
 エノコログサが朝日に輝いています。これも朝露が光を反射しているから。
 
 

B
 こんな感じ。クリスタルの工芸品みたいです。
 
 
C
 紅葉を始めたツタ。葉には2タイプあり、写真のものの他にやや小さく3つの小葉に分かれるものもあります(これがかぶれの強いツタウルシにそっくりという紛らわしさ。)。
 
 

 
 
 
2015年11月7日(土)
 

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 尾根道のヤマザクラはあらかた葉を落としました。
 
 
A
 コブシの黄葉。まだ実がいっぱいぶら下がっています。
 
 

B
 これはスイカズラの実ですね。地味でなかなか目につきません。
 
 

C
 エゴノキの実の堅い果肉部分は、最終的には干からびて割れて脱落し、中からドングリのような種子が出てきます。この種子もほどなく落ちるんでしょうね。
 
 

D
 ヌルデの果実。熟すと白い粉のようなものが付くのですが、これを舐めると塩辛いんですよね。特に害はないようです。
 
 

E
 マユミの実が色づき、開き始めました。中からオレンジ色の種子が顔を出します。見た目柔らかそうですが、触ってみるとけっこう硬いです。
 
 

F
 エビヅルかノブドウか。サイズ的にはエビヅルだと思うのですが。図鑑では葉の裏に白い綿毛が付いていればエビヅルと記述されていました。知っていればその場で確認したのに。
 
 

G
 シロダモの実。2年かけて熟すので、この実は去年咲いた花のものです。
 
 

 
 
 
2015年11月11日(水)
 

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 南広場近くのツタが色づきました。里の秋も深まりつつあります。
 
 
A
 こちらはツタウルシ。ウルシの中でもかぶれ成分が特に強いヤツです。
 尾根道で。
 
 

B
 エノキの黄葉。朝日に輝いています。
 
 

C
 マユミの実が全開状態。


D
 野草見本園へ。ムサシアブミの実がカラフルです。
 
 

E
 パークセンター前のコダチダリア。見上げるようで、高さは3m以上あります。
 この後、一月ぶりに谷戸山の会の活動に参加。コナラを何本か間伐しました。
 
 

F
 モミジバフウの紅葉。深みのある色です。
 
 

 
 
 
2015年11月14日(土)
 

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 雨の土曜日。予定されていたガイドウォークが中止になっていたので、里山広場辺りを散策です。
 
 

A
 クスノキの実。雨に濡れて輝いていますね。
 
 

B
 ニシキギの紅葉は塗ったような赤。生け垣に好まれる理由です。
 
 

C
 公園前の街路樹として植栽されているアキニレ。実が付いています。もともと関東以北には自生していないものだそうです。
 
 

 
 
 
2015年11月17日(火)
 

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 南広場から尾根道に上がって東へ。
 カキノキの実が美味そう。渋柿かな。高さ8mほど高い木なので、ここが公園化される前からあったものかもしれません。
 
 

A
 ガマズミの実がたわわ。実りの秋です。
 
 

B
 夜半の雨も上がって、今日はつかの間の晴れの予報。
 
 

C
 アカシデの果穂です。もうずいぶん実を落としていました。
 
 

 
 
 
2015年11月22日(日)
 

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 晩秋の曇り空、ちょっと肌寒いです。カラスザンショウの黄葉。見事ですね。
 
 

A
 マルバウツギの実。大きさは7、8mmほどです。この公園ではめずらしい樹木。
 
 

B
 野草見本園。もう12月の声も聞こうかというこの時期にまだミソハギが咲いていました。別名を「盆花」といい夏の花なんですが。
 
 

C
 大田切池の深部はサンクチュアリになっています。動くものもなく、寂として声なし、です。
 
 

D
 クロモジは黄葉をしつつ冬芽の準備も進めています。
 
 

E
 既に絶滅したと考えられていたメタセコイア。今から70年前に中国の揚子江流域で発見され、「生きている化石」と呼ばれたそうです。現在、日本では公園樹としてあちこちで見かけます。
 
 
F
 鮎道には落ち葉が降り積もっていました。
 
 

G
 サルトリイバラの実。広島では近郊の山で頻繁に見かけましたが、この辺りではあまり出会いません。
 
 
H
 ヒメコウゾの黄葉。このところ写真の色が黄色や茶色で占められていますね。
 
 

 
 
 
2015年11月25日(水)
 

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 南広場入口のトウカエデ。今年は紅葉が遅いようです。
 
 

A
 トウカエデの葉は3裂するのが特徴。あと、幹が短冊状にささくれるのも特徴です。
 
 
B
 野草見本園ではいまだにコバギボウシが咲いています。頑張るねぇ。
 
 

C
 正月飾りにも使われるマンリョウの実。冬枯れの中、赤と緑が生命力を感じさせおめでたいとされます。葉は硬く革質で、縁が雲形に波打っています。
 
 

D
 ホオノキの冬芽。長さは6cmほどで、これから春に向けてもっと長く伸びていきます。そういえば今年はホオノキの集合果をあまり見かけませんでした。
 
 

 
 
 
2015年11月28日(土)
 

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 今日は小山内裏公園のイベント、園内清掃と収穫祭に参加。3組に分かれて園内や外周のゴミを拾いました。
 これはアラカシの冬芽。落葉樹のように黄葉しています。
 
 

A
 藪の中のヤブコウジ。高さ10cmにも満たない樹木です。
 
 

B
 清掃活動が終わったらパークセンターの裏庭で収穫祭。
 
 

C
 行事が終わった後は自主観察会です。
 九反甫谷戸のフサザクラ。シースルーになっていました。
 
 
D
 多目的広場にて。冬晴れです。
 
 
E
 タカサゴユリの果実。ラッパ状の刮ハの中には薄い翼果がたくさん詰まっていて、揺するとさらさらと舞い落ちました。
 
 

F
 草地広場へ。サザンカが満開でした。
 
 

G
 草地広場はいつも静かです。梢でモズが鳴いていました。
 
 
H
 コブシの冬芽。防寒対策は万全です。
 
 

I
 ナンキンハゼはだいぶん落葉し、果実の存在がクローズアップされてきました。
 
 

J
 その果実は熟すと褐色に乾燥して開裂し、中から白い種子を出します。昔はこの種子からロウを採ったのだそうです。