2015年 10月 小山内裏公園MAP
 
 
2015年10月3日(土)
 

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 野草見本園。白花のホトトギスが咲いていました。園芸種?
 
 

A
 なんだこりゃ。これはキキョウの実がドライフラワーになったもの。花からは想像がつかない姿です。
 
 
B
 キチジョウソウは葉の中に隠れて咲きます。それにしてもこんな時期から咲いていたっけ? 初冬の花という印象でしたが。
 
 

C
 チャノキの花が満開。
 
 

D
 花壇のキバナコスモスが秋真っ盛りを告げていました。
 
 

E
 正面入口前の花壇にはシュウメイギク。
 
 

F
 散策していると道の上に転がっていました。キイロスズメバチでしょうか。このハチを見るといつも戦闘機を連想します。
 
 

G
 内裏池までやって来ました。この辺りにはヤブ蚊が多く、ミゾソバの写真を撮るわずかな間にも3か所刺されました。
 
 

H
 ヌルデの虫コブ。何かの実のようです。
 
 

I
 ニシキギの実です。コマユミの実とそっくりです。両者は母種と変種の関係なのだとか。
 
 

J
 そのニシキギの葉にいたきれいな虫。キバラヘリカメムシの幼虫だそうです。
 
 

K
 東展望台から。秋ですな。
 
 

L
 クマノミズキの花序はサンゴみたい。


M
 先日見かけた場所とはまた全然違うところでマヤランを見かけました。
 
 

 
 
 
2015年10月7日(水)
 

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 朝、出勤前の散策です。
 西展望台からの丹沢山地。だんだん秋が深まってきました。
 
 

A
 シャクチリソバの花が咲き始めました。明治時代に薬用として移入し、その後帰化したものだそうです。えぐみが強く食用には不適。
 
 

B
 イヌタデ。植物名での「イヌ」は「役に立たない」という意味。別種のヤナギタデには辛味があって料理の薬味になるのに対し、このタデは辛味がなく役に立たないということだそうです。
 
 
C
 ノゲシは漢字で書くと「野芥子」。葉がケシのそれに似ているからだそうです。茎を折ると出る白い乳液がケシに似ているということかと思っていました。
 
 

 
 
 
2015年10月11日(日)
 

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 今日は小山内裏公園の「キノコウォッチング」に参加。ヤブ蚊との戦いでした。
 
 

A
 クジラタケ。サルノコシカケの仲間だそうです。名前の由来は不詳。
 
 
B
 ハリガネオチバタケ。森の落ち葉の分解に重要な役割を果たしているのだそうです。
 
 

C
 フクロツチガキ。クヌギの実みたい。
 
 

D
 モミジウロコタケ。ウロコはなんとなく分かりますが、モミジは何だ?
 
 
E
 キツネノエフデ。図鑑を見ると、キツネノ○○という名のキノコがいくつかありました。
 
 

F
 スッポンタケの幼菌は卵形で大きさは直径10cmくらい。半分に切ってみると何かすごいことになっていました。
 
 

G
 エゴノキタケ。エゴノキの枯木にのみ生えるキノコなのだとか。
 
 

H
 アラゲカワラタケ。ルーペで表面を見てみると、白い毛がまばらに生えていました。
 
 

I
 カニノツメ。今回の観察会ではいわゆるキノコ型のキノコにはほとんどお目にかかれませんでしたが、逆にキノコのバリエーションの多様さを実感しました。
 
 
J
 観察外が終わり野草見本園へ。キチジョウソウが満開でした。
 
 

 
 
 
2015年10月14日(水)
 
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 公園正面入り口にあるケヤキ。シンボルツリー的な位置づけでしょうか。街路樹でよく見かけるケヤキですが、電線や建物に掛からないよう度重なる剪定で変な姿になっていることが多いです。本来は箒を立てたような姿になるはずです。この木は自然の姿に近いのでは。
 
 
A
 セイタカアワダチソウが咲き始めました。この花を嫌う人が結構います。荒地に生えることが多いからでしょうか。一時期花粉症の元凶と言われたこともありましたが、誤解でしたね。
 
 

B
 アラカシの実。ストライプ模様が洒落ています。
 
 

C
 ゴンズイ。実ばかりに目が行きますが、紅葉した葉も渋い味わい。暗紫色に色づいた葉の縁が緑色に縁取られています。
 
 

D
 これはカナムグラ。茎に細かい棘が下向きに密生していて、触ると肌に引っかかります。この引っかかりで他物に取り付いて伸びていくのです。こっちは正真正銘、秋の花粉症の原因。
 
 

 
 
 
2015年10月18日(日)
 

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 イヌザンショウが実を付けています。サンショウに比べて香りが少ないので「イヌ」ですが、咳止めなどの薬効があり立派に役に立っていたのだそうです。
 
 

A
 こちらはカラスザンショウ。いい色に黄葉が始まっています。イヌザンショウに比べてかなり大型です。
 
 

B
 サザンカ。園芸種だと思います。
 
 

C
 セイタカアワダチソウの花をアップで。美しい花です。
 
 

D
 ジョロウグモの巣があちこちに張られています。雌は派手な模様で腹部がぷっくりと。対して雄は地味な茶色で体もごくごく小さいです。雌の上の方に写っていますね。へたをしたら雌に食べられてしまうことも。
 
 

E
 ヤマトシジミ。少し羽が痛んでいるように見えるのは秋が深まってきたせいでしょうか。
 
 

F
 小さな花が一面に。これはハキダメギクですね。こんなに可愛いのに「掃き溜め」とは。
 
 

G
 地面をするすると移動するものが。慌ててカメラを向けましたが、これが精一杯でした。長さ1.5mほどの立派なアオダイショウでした。
 
 
H
 マヤランの花を正面から。
 
 

I
 カクレミノの幼木です。「ヤァー」
 
 

J
 ヤクシソウも小さな花がたくさん咲くタイプ。
 
 

K
 林の奥に赤い実が。これはカマツカの実ですね。
 
 

L
 アキノノゲシは淡い黄色です。
 
 

M
 寒々しい枝にサクラの花がぽつりぽつりと。ジュウガツザクラが咲いていました。この桜は4月と10月、年に2回咲くそうです。
 
 

N
 どこからともなく綿飴のような甘い匂いが。これはカツラの葉の匂い。葉が枯れていく頃に何とも言えない甘い匂いを出すのです。
 
 

O
 秋の陽に輝くカツラ。yamanekoの好きな木です。
 
 

P
 今日は里山広場で賑やかなイベントが開催されていました。近隣の町内会・自治会の「ふれあい祭り」だそうです。ハロウィンの仮装をしている人もたくさんいました。
 
 

 
 
 
2015年10月21日(水)
 

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 朝7時、今日は空気がひんやりとしています。少しずつ秋が深まっていくのが分かります。クマシデの果穂もドライフラワーのようになっています。
 
 

A
 ガマズミの実。ルビーのような輝きです。
 
 
B
 こちらはカラスウリの実。2か月前にはレース細工のような白い花を付けていましたが。
 
 

 
 
 
2015年10月24日(土)
 
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 ヤブムラサキ。植木でおなじみのコムラサキのように実がみっしりとは付かず、ややまばら。野生感が漂っています。
 
 

A
 エノキの実が熟していました。もう乾燥しているものも。
 
 

B
 ニシキギの実が鈴生りです。
 
 

C
 今日はどこを歩いてもジョロウグモだらけでした。左右対称です。
 
 
D
 ナギナタコウジュです。花が花穂の片側だけに並んでいてちょっと反り気味なのを長刀(なぎなた)の刃に例えたもの。
 
 
E
 ヤマノイモ。自然薯ですな。葉が対生なのが特徴。
 
 

F
 コウヤボウキは晩秋まで花を楽しませてくれます。
 
 

G
 冬を成虫で越すルリタテハ。これからの厳しい季節をどうやって過ごすのか。
 
 

H
 内裏池脇の東屋近くに咲くヤマトリカブト。たぶん自生だと思います。
 
 

I
 トチノキを真下から見上げたところ。緑色が抜けてきて、味わい深い色になりつつあります。


J
 里山広場にやって来ました。野草見本園にはリンドウの花。
 
 

K
 同じく野草見本園のノコンギクです。
 
 

 
 
 
2015年10月27日(火)
 
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 日の出が少しずつ遅くなってきているせいか、朝陽が随分低いところから差してきているように思えます。その光に照らされるツワブキ。光沢のある葉から「つやぶき」と呼ばれ、ツワブキに転じたものと言われています。
 
 

A
 サクラの梢にシジュウカラが。もうちょっと明るいところへ出てきてくれれば。
 
 

B
 公園は秋色が深まってきました。もうじき11月です。