2015年 9月 小山内裏公園MAP
 
 
2015年9月3日(木)
 
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 カラスウリの若い実。雌雄異株なので実が付くのは雌株(雌花だけが咲く株)だけ。秋には赤く色づきます。
 
 

A
 カラスつながりでカラスノゴマ。従来の図鑑ではシナノキ科とされていましたが、APG体系ではアオイ科だそうです。生態に着目するか遺伝子構成に着目するかの違いで、どっちが正しいというものではないと思うのはyamanekoだけか。
 
 
B
 カリガネソウも花期が長い花ですね。
 
 

C
 ヤマホトトギス。よく似たヤマジノホトトギスとは、花の付く場所、花被片の反り返り具合などで見分けることができます。
 
 

D
 ミズキの実がずいぶん色づいてきました。秋がもうすぐそこまで来ているようです。
 
 

 
 
 
2015年9月5日(土)
 
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 今日は南東側の入口から入って東側へ。
 
 

A
 置物のような可愛いキノコ。今朝出てきたんでしょうね。図鑑によると…、ウスキテングタケか。だとすると猛毒です。
 
 

B
 クスノキの実が大きくなってきています。
 
 

C
 ツリバナの実がパカッと割れて、先端に種子を一つずつぶら下げています。これが落ちそうで落ちないんですよね。
 
 

D
 これはテングタケモドキか。
 
 

E
 ノハラアザミ。蕾の状態のものも愛嬌があります。
 
 

F
 クサギが花期を終え、実が熟す時期を迎えています。萼片が袋状になって果実を守っていますが、熟すと星形に開きます。
 
 

G
 ガガイモの花。花冠の内側に白い毛が密生しています。
 
 

H
 ヤマコウバシの実、仲間のクスノキより一足先に熟し始めています。
 
 

I
 ゴンズイの実が大豊作。枝がしなるほどです。
 
 

 
 
 
2015年9月12日(土)
 

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 秋の長雨のおかげで一週間ぶりの内裏公園です。今日は夕方の散策。
 コムラサキが色づいてきました。
 
 

A
 同じ場所に植えられていた白実のコムラサキ。
 
 

B
 小さな小さなキツネノマゴの花。いったいなにが狐で孫なのか。実際、名の由来はよく分かっていないのだそうです。
 
 
C
 ヌルデの花は盛夏に咲きますが、ここでは初秋になってようやく咲きました。
 
 

D
 夕日の鮎道。はや晩秋の趣が。
 
 

E
 ヤブツルアズキは花冠の構造が複雑で、見た目三半規管のよう。一般的に花は左右対称か放射対象の形をしていますが、この花の場合対称軸がない構造なのだそうです。
 
 
F
 ヒガンバナの白花。そうか、もうそろそろ彼岸か。
 
 

 
 
 
2015年9月15日(火)
 

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 ちょっとピントがボケ気味ですが、カワラケツメイ。
 
 

A
 漏斗のように上を向いて咲くのはホトトギス。
 
 
B
 これはツルボですね。ヒガンバナと同じような場所に前後して咲く花です。
 
 

C
 で、そのヒガンバナ。わずか一週間でこの高さ(約60p)に伸びます。花の時期には葉はなく、葉が繁る時期には花はありません。
 
 

D
 ナミアゲハ。涼しくなってきたせいか、動きもやや緩慢でした。
 
 

 
 
 
2015年9月19日(土)
 

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 ゴンズイの実が熟しました。肉厚ですが、この実を鳥が食べているのを見たことがありません。
 
 

A
 木によって早い遅いがあるようですが、ガマズミも赤くなり始めました。これから長く楽しめます。
 
 

B
 手前はサンコタケ。後の3つはカニノツメ。コナラの周囲半径2mくらいの帯状に生えていました。
 
 

C
 ヤクシソウが咲く季節になったか。もう秋です。
 
 

D
 ツリバナの実がたわわですな。
 
 
E
 九反甫谷戸で。キバナアキギリの花穂が満開状態というのはほとんど見たことないです。順に咲いていくのですが花が落ちるのが早いんでしょうね。
 
 

F
 イタドリの花。よく見ると可憐です。どちらかというと厄介者扱いの植物ですが。
 
 

G
 頭上にはまだサルスベリが咲いていました。秋と夏が混在しています。
 
 

H
 アカツメクサも満開。子どもの頃よく蜜を吸いましたが、今はちょっと…(犬の散歩とか考えるとね。)。
 
 

I
 プロペラ音に見上げると…。警視庁ヘリよ、どこへ行く。
 
 
J
 ススキの花も咲き始め。単体で撮るとあまり風情を感じませんね。
 
 

K
 ツリフネソウも花期が長い方です。
 
 

L
 明日は彼岸の入り。この時期、ろくに先祖を敬いもしないくせに、おはぎだけは欠かさず食べてます。
 
 

 
 
 
2015年9月21日(月)
 

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 シマヘビがコンクリートの上でじっとしていました。このヘビは日光浴を好むのだそうです。カエルやネズミなどを捕食し、小山内裏公園の食物連鎖では上位に位置する生き物です。
 
 

A
 キンミズヒキの実。ひっつき虫です。
 
 

B
 ヒガンバナが何かを囲い込むかのように並んでいます。こういう形に植えたのか、それとも土と一緒に球根がずり落ちてこの形になったのか。
 
 

C
 エゴノキの実。春からずっと様子が変わらないです。
 
 

D
 コブシの実。この姿が握り拳に似ているから「コブシ」の名が付いたといわれています。
 
 

E
 めったに訪れることのない大田切歩道橋からの入口。ここにフサザクラがあったとは。来年春が楽しみです。
 
 

F
 コヤブタバコ。小さいヤブタバコという意味。地味な花ですね。
 
 
G
 ツルボの花をアップで。
 
 
H
 セイバンモロコシでしょうね。日本帰化植物写真図鑑によると「世界的に知られた畑の強害雑草」だそうです。
 
 

I
 セイバンモロコシの小穂をアップで。雄しべの葯と雌しべの柱頭が露出しています。
 
 

J
 ハリエンジュ(ニセアカシア)の実がぶら下がっています。莢は平べったいですが、ちゃんと4、5個の豆が入っているはず(たぶん)。花は美味しい蜂蜜の蜜源として有名ですが、実や葉、樹皮などには毒性があるのだそうです。
 
 
K
 キカラスウリの実か、それともカラスウリの実が赤くなる途中段階か。葉の光沢はキカラスウリかも。
 
 

L
 アレチウリの雄花。ちょうど満開の頃で、群落にはたくさんのスズメバチがやって来ていました。刺激しないようにそっと写真撮影。
 
 

M
 アレチウリの雌花。雄花の直径が1pくらいあるのに対し、雌花は7oくらいで、球状に集まって咲いています。
 
 

N
 しつこくアレチウリ。果実です。荒れ地っぽい刺々しさです。
 
 

 
 
 
2015年9月24日(木)
 

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 カキノキの葉がちらほらと紅葉。
 
 

A
 クサギの実。ぱっと見、熱帯植物の色合いです。
 
 
B
 キンミズヒキ。細長い花序をタデ科のミズヒキの姿に例えたものとのことですが、はっきり言って似ていません。
 
 

C
 路傍の花壇にコスモスが咲き始めました。宇宙という名を持つ花。なんでこれが宇宙?
 
 

D
 5月頃から伸び始めるタケニグサですが、この季節になってもまだ若い葉が出ています。キクの葉に似ていますね。サイズは大きいですが。
 
 

 
 
 
2015年9月26日(土)
 
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 ミズヒキの実。上面は赤色、下面が白色なので水引です。ピュッと舌みたいに出ているのは雌しべの柱頭です。
 
 

A
 ちょっと薄暗い林の中で。これはノササゲです。ヤブ蚊の猛攻に遭いながらの撮影でした。
 
 

B
 シラカシの果実。まだ若いです。ブナ科のドングリには花が咲いたその年に熟すものと翌年に熟すものとがあり、シラカシはその年に熟すタイプ。
 
 
C
 曇りがちの一日でしたが、夕方にはこんなひつじ雲が。
 
 

D
 ヤブツバキの果実。早くも開裂して種子を落としているものもありました。
 
 

E
 コムラサキは今が最もきれいな時期。
 
 

F
 ネムノキの果実。まだ緑色のものもありますね。
 
 
G
 タカサゴユリの果実。なんか今日は果実ばっかりです。
 
 
H
 マヤラン。今年は出会えないかと思っていましたが、思わぬところでの再会。今日はこの花に呼ばれたのかもしれません。
 
 

 
 
 
2015年9月30日(水)
 
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 野草見本園にヤマトリカブトが咲き始めました。この花は全草にわたって猛毒だそうです。
 
 

A
 コブシの果実。たわわに実っていますね。
 
 

B
 ノカンゾウが今頃?ちょっと寝坊したか。
 
 

C
 これはタイワンホトトギスだそうです。園芸種かと思っていましたが、調べてみたら野生種とのこと。ただ、日本では沖縄県西部、まさに台湾に近いところにのみ自生しているのだそうです。