2015年 8月 小山内裏公園MAP
 
 
2015年8月1日(土)
 

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 ドッグランのゲート建屋に咲いているアメリカノウゼンカズラ。ノウゼンカズラに似ていますが、やや小ぶりでまとまって花が付く傾向あり。
 
 

A
 尾根道を東へ向かいます。
 命を終えようとしているアブラゼミ。ちゃんと子孫を残せたかな。
 
 

B
 東展望台の手前のヤマザクラが工事現場用の柵で囲まれ近づけないようになっていました。スズメバチが巣を作っているようです。見るとチャイロスズメバチが盛んに出入りしていました。
 
 

C
 ダイコンソウの花。ダイコンの花とはまったく似ていません。
 
 
D
 ツユクサの花期は長く、次々に咲いていきます。ポップな容姿をしているのに注目度は低いですよね。
 
 

E
 カラスザンショウが旺盛に繁っています。夏に負けてないです。
 
 

F
 クサギの花が咲き始めました。
 
 
G
 森の中、ヤマジノホトトギスがすっくと伸びていました。微動だにせず、時が止まっているかのよう。
 
 

H
 ヤブランは野にあってこその花。
 
 
I
 早くもキツネノカミソリが咲く時期に。何がカミソリかというと、細い葉です。
 
 

J
 野草見本園へ。カリガネソウの花冠をアップで。何かの必然があってこの形なんでしょうね。
 
 

K
 コンクリートの階段にニホントカゲの幼体が。全長8cmくらいと、ずいぶん小型でした。動きが素早く、写真を撮るのに一苦労。
 
 

 
 
 
2015年8月5日(水)
 

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 野草見本園周辺を散策。これはアブラゼミの抜け殻か。
 
 
A
 公園の正面入口にある円形花壇で。ちょっと盛りを過ぎたヒゴタイです。
 
 

B
 公園のボランティア団体のうちの一つ、「花壇グループ」が手入れされているエリア。
 
 

C
 クマシデの果穂です。ちょっと色づいているのは暑さ焼けか。
 猛暑日が連続し、朝の散策でもすぐに汗が出てきます。これからシャワーを浴びて出勤です。
 
 

 
 
 
2015年8月8日(土)
 

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 今日は月に一度のガイドウォークの日。始まる前に野草自然園を見てみます。これはマンリョウの花。この時期に咲くんですね。
 
 

A
 午後1時に開会。むちゃくちゃ暑いです。今回は内裏池方面へ。道中左右からセミの鳴き声のシャワーが降り注いでくるので、これを観察の素材に。
 サクラの木の幹にヒグラシが。まだ陽が高いので鳴いていません。朝夕にカナカナカナ…ともの悲しくなくのですが、これがまた風情があるんですよね。
 
 
B
 その30cm上の方に2匹並んで鳴いているセミが。下がミンミンゼミ、上がアブラゼミです。
 
 

C
 内裏池までやってきました。森との際にシュロソウが花を付けていました。この色なのでなかなか目立ちませんが、こうやって存在を知ることができるのもガイドウォークならでは。
 
 

D
 丘の上に上がります。クサギの花は今が盛りか。
 
 

E
 ゴマダラチョウに似ていますがこれはアカボシゴマダラ。外来種として駆除の対象になっていたりします。
 
 

F
 再びふもとに下りてきました。ヒルガオが上を向いて咲いています。何となく涼しげ。
 
 

G
 こんなものがありました。アブラゼミが羽化の途中で死んでしまったもの。鳥にも喰われることなく、そのままで乾燥していました。
 
 

H
 これはツクツクボウシ。このセミの鳴き声を聞くと子どもの頃の夏休みを思い出します。
 
 

I
 里山広場に戻ってきました。これはニイニイゼミ。
 この公園で見ることのできる6つのセミのうち5つを観察できました。あとクマゼミもいるそうですが、これにはお目にかかりませんでした。
 
 

J
 途中で拾ったセミの抜け殻。上はアブラゼミ。でかいです(マス目は5mm)。左下はニイニイゼミ。唯一抜け殻が泥だらけに。これがニイニイゼミの特徴です。右下はツクツクボウシ。全体に白っぽく、背筋が伸びています。
 
 

 
 
 
2015年8月13日(木)
 

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 ミズキの実。同じような場所になっているのに色づきが違うのはなぜか。
 
 

A
 ちょっと毒々しいヨウシュヤマゴボウの実。
 
 
B
 葉が対生であるところをみるとヤマノイモか。
 
 

C
 なぜこの時期にヤマツツジの花が。
 
 
D
 コブシの実もわずかに色づいてきました。
 
 

E
 草刈り跡にハクセキレイ。きっと虫を見つけやすいんでしょうね。
 
 

 
 
 
2015年8月16日(日)
 

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 今年できたヤマハンノキの実。これから秋に向けて熟していくのですが、同時に去年の実もマツボックリ状態で残っています。
 
 

A
 尾根道の東の端近くにある盲腸のような行き止まりの道。この時期は緑のトンネルになっています。左はサンクチュアリ。
 
 

B
 ヤマボウシの実が色づき始めています。
 
 

C
 こちらはカマツカの実。まだ堅そうです。
 
 

D
 オトコエシ(男郎花)は大人の背丈を超えることも。オミナエシ(女郎花)よりもがっしりと逞しいです。
 
 

E
 でも花は小さく可憐。むしろオミナエシより繊細な感じです。
 
 

F
 キツネノカミソリは林縁に咲く花。暗い背景にオレンジ色がよく目立っています。
 
 
G
 タマアジサイの蕾がほころび、花序が展開し始めています。これまでさぞや窮屈だったでしょう。
 
 

H
 内裏池にやって来ました。この池では生き物の影をほとんど目にしませんが、ザリガニを発見。
 
 

I
 ハラビロカマキリでしょうか。セミの鳴き声が降り注ぐ中、微動だにせずにいます。何かを狙っているのか、それとも単に暑いからなのか。
 
 

 
 
 
2015年8月19日(水)
 

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 スマートなユリ。花冠にはテッポウユリの特徴が見られますが、大きさからするとタカサゴユリ。両者はよく似ていて交雑種もあるとのことなので、どちらなのかはちょっと分かりません。
 
 

A
 ノコンギクが咲く季節になりました。
 
 

B
 チャノキの花。本来は秋の花で、これから次々に咲いていくと思います。
 
 

C
 花壇の柵で咲いていたアサガオ。yamanekoとしてはダリア、グラジオラスとともに、子供の頃の夏休みを思い出させる花です。
 
 

D
 暑い日々、見るからに暑苦しそうなクヌギの実です。実際のところ本人はどうなんだろう。
 
 

 
 
 
2015年8月22日(土)
 

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 今日は小山内裏公園の主催の「夏の夜の自然観察会」に参加。
 公園に向かう途中に咲いていたタカサゴユリの花をアップで。涼やかです。
 
 

A
 日の入り後、パークセンターには明かりが点いています。
 
 

B
 午後6時30分開会。レクチャーの後に外に出ると上弦の月が。
 
 

C
 内裏池で。日中は水の中にいることが多いアメリカザリガニですが、夜には陸に上がって餌探し。こんなにたくさんいたのかと思うくらい、あっちにもこっちにもいました。
 
 

D
 コナラの木の樹液スポットにはカブトムシが。辺りには日本酒が発酵したような饐えた匂いが漂っていました。この匂いの元はエチルアルコールだそうです。
 
 

E
 夏の夜の花、カラスウリ。暗闇の中でこの姿を見ることができるのはスズメガなど一部の昆虫に限られるのだとか。
 
 

 
 
 
2015年8月27日(木)
 

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 気の早い秋の長雨みたいにぐずついた天気が続いています。そんな中久々の晴れ間。南広場あたり。
 
 

A
 ミソハギは息の長い花。ここ野草見本園では6月中旬から咲きはじめ、2か月経ってもまだ咲いています。盆花と呼ばれる花ですから今頃が本来の花期なのかもしれませんが。
 
 

B
 ヤブミョウガ。花と実が同居しています。
 
 
C
 クズの花。なかなかトロピカルな姿をしています。花の周りにある葉はアカメガシワのもの。クズの葉は上のやつです。
 
 

D
 大田切池で日向ぼっこをするカメたち。混んでいます。
 
 

E
 ゴンズイの実が熟してきたようです。果肉が割れて中から黒く光る種子が顔を出しています。これから果肉はもっと深い赤色になっていきます。
 
 

E
 ヌスビトハギの花をアップで。ややピンぼけ気味。
 
 

F
 ヤマユリの実はクイッと上を向くんですね。
 
 

G
 キクイモの仲間。イヌキクイモか。
 
 

H
 雄しべが花冠から出ているところを見ると、これはオオキツネノカミソリでしょうか。
 
 

 
 
 
2015年8月29日(土)
 

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 林床に浮かび上がる白いキノコ。夕方からの散策で、しかもどんよりと曇っているので暗くなるのも早いです。
 
 
A
 オオブタクサの果穂が花粉を蓄え始めているようです。
 
 

B
 公園の縁に植栽されていたザクロ。
 
 

C
 夕食後あらためて散策しました。目的はカラスウリの花。幻想的です。