2015年 1月 小山内裏公園MAP
 
 
2015年1月2日(金) 
 

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 今年のヤマネコ散歩は園の南東側入口から。
 
 
A
 ガマズミの冬芽、なんか勢いがありますね。
 
 

B
 これはホオノキの冬芽。親指くらいの太さがあります。これからまだこの2倍くらいは伸びます。
 
 

C
 コブシの冬芽はベルベットのコートを着ています。冬は寒いからね。
 
 

D
 草地広場へ。時刻は午後3時40分。陽は傾き、逆光が眩しいです。
 
 
E
 夕日を受けてサザンカが輝いていました。
 
 

F
 昨日(元日)降った雪の名残。今日も天気は良いですがかなり冷え込んでいます。
 
 

 
 
 
2015年1月7日(金) 
 

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 里山広場に下る坂道にスギの球果が落ちていました。そういえばこの公園ではあまりスギを見た記憶がないような…。花粉症のyamanekoとしてはない方が有難いのですが。
 
 
A
 見上げると尾根道の脇にちゃんと立っていました。下の方の枝は剪定されていましたが、上の方はスギ本来の姿です。
 
 

B
 これはスイカズラの葉。葉を丸めて寒さに耐えています。半常緑(基本的に常緑。寒冷地では落葉。)とのことですが、落葉しないものはこうやって乾燥から身を守っているのでしょうね。
 スイカズラは漢字では「忍冬」。まさに名のとおり。
 
 

 
 
 
2015年1月12日(月) 
 

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 寒中ということもあり、寒い毎日が続いています。
 ソメイヨシノの冬芽。この時期にしっかり寒さを経験しておかないと春の開花が遅いとか。
 
 

A
 大田切池にやって来ました。時刻は午前10時。完全に凍結しているようです。
 
 

B
 氷上のハクセキレイ。滑ることなく、上手に歩いていました。
 
 

C
 鮎道へ。梢を行ったり来たりしているのはヤマガラです。
 
 

D
 これはヤマツツジでしょうか。紅葉しています。
 
 

E
 ヤマツツジの開裂した果実。
 下の方のオレンジ色に黄葉した葉は、春に出て秋に落葉する(まだしていませんが。)春葉。上の赤い葉は夏から秋に出る夏葉で、そのまま越冬します。
 
 

F
 里のハンター、モズ。漢字では「百舌鳥」と書きますが、鳴き真似が上手いということでしょうか。だったらこの公園に多いガビチョウも負けてないと思うんですが。
 
 
G
 ピーヨ、ピーヨと甲高いさえずり。ヒヨドリは冬の公園ではよく目立つ存在です。
 
 

H
 枯れ木に花が咲いたようなマユミの果実。開裂して中の種子が落ちているものがほとんど。
 
 

I
 今日はどんど焼きの日。yamanekoの田舎では「とんど」といっていました。地方によって言い方が異なるようです。
 残念ながら、強風のため点火は中止となりました。
 
 

J
 東展望台の脇にあるコナラの丘。丘といってもおそらく展望台を作るときに掘り下げたので丘のようになったのではないか、と推測。
 夏には木陰、冬には陽だまり。yamanekoお気に入りの場所です。
 
 

 
 
 
2015年1月14日(水) 
 

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 ジャノヒゲ(別名リュウノヒゲ)の実。コバルトブルーも自然界の色なんですね。
 
 

A
 ヒイラギナンテンの葉が紅葉してきました。なんか作り物のような質感です。


B
 こちらはより赤っぽく紅葉したもの。テカってますな。
 
 
C
 いつも通っている場所に連理の枝があることを教えてもらいました。今までまったく気がつきませんでした。辞典によると連理とは「一つの木の枝が他の木の枝と相つらなって、木目の相通じること。古来、吉兆とされる。」とあります。
 木はクマノミズキです。
 

D
 近くで見るとこんな感じ。左の幹から出た枝が右の幹を貫いてさらに右に伸びています。こんなになるまでにどのくらい時間がかかったのか。
 「連理の枝」は男女の仲が睦まじいことの喩えとして使われる言葉ですが、この連理はどうも一つの株から伸びた幹同士のようです。
 
 

 
 
 
2015年1月17日(土) 
 
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 今日は月イチのガイドウォークに参加。
 ユキヤナギの枝に付いているのはオオカマキリの卵鞘。この中に卵があって、それを守る役割をしているそうです。(このまま越冬して5月頃にわらわらと孵化)
 
 

A
 今日のメインテーマは鳥の観察なんですが、いかんせんあまり鳥がいません。写真はようやく出会ったモズ君。
 
 

B
 参加者御一行様。解説をしてくださる高橋さんは何を聞いてもよどみなく答えてくれます。
 
 

C
 これはハラビロカマキリの卵鞘。さっきのオオカマキリのものに比べてキュッと締まった感じで、色のコントラストもくっきりしています。
 ちなみにこの木はハンカチノキ。まだ幼木です。
 
 
D
 ハコネウツギの果実。すっかり開裂していて、中の種子は空っぽでした。

E
 こちらはクマシデの果穂。いつまでも枝に残っていますが、種子はもう落ちているんでしょうか。こんど分解してみようと思います。
 
 

 
 
 
2015年1月21日(水) 
 

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 朝7時過ぎなのにどんよりとした天気のせいかまだ薄暗い。(写真は露出の補正で明るく写っています。)
 細い枝にくっついているウスタビガの繭を撮るのにも、まあぶれてぶれて苦労しました。
 
 

A
 これはウツギの果実。完全に乾燥しています。
 ずいぶん冷えると思ったらぱらぱらと雪が落ちてきました。舞い落ちるのではなく、小雨がそのまま雪になったような感じの降り方でした。
 
 

 
 
 
2015年1月25日(日) 
 

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 クスノキの冬芽。赤いです。里山広場で。
 
 

A
 見ようによってはカメノテ。でもこれはニシキギの冬芽です。
 
 

B
 シジュウカラらが餌を探して地面に降りていました。
 
 

C
 内裏池の畔にやって来ました。ちょっと大きめの木があり、何の木か調べようと木の枝に残っていた枯れ葉を採ろうとしたら、こんなことに。蛾の繭のようです。葉柄部分も糸でしっかりと固定されていました。
 ひょっとしてこれはクワコ(野生の蚕)では。樹皮からするとその木はたぶんクワだと思うのですが。春になって葉が展開してきたら確認してみようと思います。
 
 

D
 内裏池脇の東屋のところから丘を上ります。
 
 

E
 これはタンキリマメ。か、もしかしたらトキリマメ。これも葉がないとどっちか分からないです。
 
 

F
 ミズキの冬芽はみんな上向き。見てると、なんか元気づけられそうな気がします。
 
 

 
 
 
2015年1月28日(水) 
 

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 夜半から降り始めた雨がすぐに雪に変わったようで、夜が明けるとうっすらと白くなっていました。
 南広場にて。
 
 

A
 雑木林の中はこんなに明るい。
 
 
B
 オオブタクサのドライフラワー。茎は直立し、花穂も天に向かって伸ばしていたのに。無情を感じます。
 
 

C
 尾根道は舗装されているのでもう雪は融けていますが、草地はこんな感じ。
 
 

D
 サクラの冬芽。この寒さがあってこその春の開花です。
 
 

E
 サレジオ高専越しの丹沢。蛭ヶ岳などは雲に覆われていて、かろうじて大室山が見えています。
 これからが寒さの本番。小山内裏公園がもっと深い雪に覆われる日もあるでしょう。
 
 

 
 
 
2015年1月31日(土) 
 

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 昨日東京にはまとまった雪が降りました。yamanekoの住む多摩丘陵では積雪5cmドッグランはこんな感じです。朝からイヌが駆け回っていました。
 
 

A
 尾根道を東へ。見上げると底が抜けたような青空です。
 
 

B
 草地広場はこんな感じ。
 
 

C
 積雪を踏む足の感触が心地いいです。
 
 

D
 ヤブツバキ。既に枯れた花が多かったですが、まだ蕾もたくさんあり、これからも長く楽しめそうです。
 
 

E
 クロモジの冬芽。春を待っています。
 
 

F
 この時期の数少ない花。ウグイスカグラはこんな早い時期から咲いているんですね。GW前まで花を見かけます。
 木は細い茎が株立ちになっていて藪のような姿をしています。この中にウグイスが隠れる様子から「鶯隠れ」。これが名前の由来とする説もあるそうです。
 
 

G
 先日落ち葉掻きをしたカタクリの自生地。2か月後には咲いているでしょうね。
 
 

H
 園の西端から。RPGのダンジョンのようなものは鑓水給水塔です。
 
 

I
 アオジが三羽並んで行儀良く餌をついばんでいました。
 
 

J
 アセビの蕾も若干膨らんできたような。
 来週は立春。まだ暦の上のこととはいえ、なんとなくウキウキしてきます。