2014年 10月 小山内裏公園MAP
 
 
2014年10月2日(木) 
 

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 南広場。地面を覆う草の葉に朝露が降りていました。暦はもう10月です。
 
 
A
 尾根を越えて野草見本園へ。イヌショウマが咲き始めました。
 
 
B
 キバナアキギリは盛りをやや越えたあたりか。
 
 

C
 今日はちょっと足を伸ばして大田切池へ。やっぱりこれは意識的に残したんでしょうね。この景色を作りたくて。
 
 

D
 コブシの果実が裂けて種子があらわに。糸のようなものでビヨーンとぶら下がるのもあるんですよね。
 いやー、秋本番だ。
 
 

 
 
 
2014年10月7日(火) 
 

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 朝、歩くとき少しひんやりしてきました。でも、まだ上着がほしいほどではありません。
 さて、台風18号が通過した翌日。木々はたくさんの葉を落としていました。これはネムノキの果実。豆はあまり太らないみたいです。
 
 
A
 セイタカアワダチソウ。一時期、花粉症の元凶といわれていましたが、どうやら濡れ衣だったよう。花粉は風に乗って広がるのではなく、ちゃんと虫が媒介してくれます。
 
 

B
 花はというと、こんなに可愛い。色もきれいだし。花冠の真ん中にある丸いものは、これから開く筒状花です。
 
 

 
 
 
2014年10月11日(土) 
 

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 今日は休日で時間があるので、小山内裏公園をぐるっと一周しようと思います。
 これは切り株にとりついたカワラタケ。白い縁取りがビビッドです。なんとカワラタケの菌糸体からは抗がん剤の成分が得られるのだそうです。へー、どこにでもあるのに。
 
 

A
 植栽のカキノキ。紅葉が始まっていました。
 
 

B
 木漏れ日の小径をぶーらぶら。
 
 

C
 クサギの実が熟していました。しかしこの色の取り合わせは…。熱帯植物か。
 
 
D
 んー、ヤマトリカブト?。花序の先端はもう果実になっていますね。
 
 

E
 桜が早くも紅葉しているぞ。和風のいい色合いです。
 
 
F
 一見美味そうなヨウシュヤマゴボウですが、有毒。
 
 

G
 これはヤクシソウです。よく見ると雌しべの柱頭が可愛い。
 
 

H
 これはコバノガマズミの実ですかね。
 
 

I
 早くもヒガンバナの葉が伸び始めました。まだ倒れた花茎が残っているのに。普通、地上部がなくなってしばらくしてから葉が伸び始めるんですが。
 
 

 
 
 
2014年10月16日(木) 
 

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 公園が草刈りされていました。夏に続いて2回目です。
 
 

A
 サザンカが咲き始めました。
 かきねの かきねの まがりかど♪ 昔は庭先でたき火ができたんですよね。
 
 

B
 尾根道を西へ。
 
 

C
 ん? 道ばたに何か囲いが…。
 
 

D
 これソバの花ですよね。 でも、なんでここに?
 (のちにシャクチリソバであることが判明)
 
 

E
 朝露輝くジョロウグモの巣
 
 

F
 南広場前にあるトウカエデ。紅葉が始まっています。
 
 

 
 
 
2014年10月18日(土) 
 

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 小山内裏公園では、毎月第2土曜日(今月は第3でしたが。)の午後1時から1時間程度、ガイドウォークなるものをやってます。先月参加してみて案外楽しかったので、今月も行ってみました。
 
 これはガイドの人が捕まえていたアオマツムシ(♀)。夏の終わりから鳴き声はよく聞きますが、なかなか姿を見ることはありません。体長5cmど。その割にはリィーリィーリィーと大きな声で鳴きます。
 
 

A
 変わったキノコ三種。
 見てそのまんまのカニノツメ。本来は直立しているので、これは踏まれたのかも。なにしろ目立たないので。
 
 

B
 サンコタケ。三鈷杵(さんこしょ)という密教の法具に似ているから。これも踏まれたのかも。
 
 

C
 キツネノタイマツ。これは枯れかけているだけ。
 教えてもらわなければこれらがキノコだということすら分からなかっただろうな。いやその前に気づきもしなかったかも。
 
 

D
 産卵中のオオカマキリにも出会いました。
 
 

E
 日当たりの良いところの桜はもうこんな感じに。
 ゆるくて気楽なガイドウォーク。また参加してみたいです。
 
 

 
 
 
2014年10月20日(月) 
 

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 なんじゃこりゃ。これはハハコグサの頭花のアップ。筒状花がギュッと寄り集まった形になっていて、図鑑では両性花の周りに雄花が密集していると解説がありました。小さすぎてよく分からん。
 
 
A
 ナギナタコウジュ。近くに行くと薬のような香りがします。
 
 

B
 早くもツワブキが開花。もともと海岸の近くに生えているもので、そのせいか葉も革質で厚いです。
 
 
C
 ハハコグサと同じキク科とは思えない華やかさ。
 
 
D
 タイワンホトトギス。植栽です。
 
 

E
 カツラの枝の下を通ると、綿飴のような甘い香りが漂ってきます。枝に付いているものよりも落ち葉の方がより香りが強いような。
 
 
F
 里の秋を飾るヤクシソウ。そういえばこれもキク科。
 
 

 
 
 
2014年10月24日(金) 
 

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 雨上がり、尾根道に貼り付いている落ち葉。ひと雨ごとに秋が深まっていくようです。
 
 

A
 ギー、ギー。サクラの枝を忙しく渡っていくのはコゲラ。キツツキの仲間では最も小さく、最も身近な鳥。
 
 

B
 ピラカンサの実が燃えるような赤色に熟しています。(下の車道は多摩ニュータウン通り)
 
 

 
 
 
2014年10月28日(火) 
 
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 地味な花をもつイヌタデ。タデは刺身のツマや香辛料として利用されてきたので、辛くてなんぼ。でもイヌタデは辛くないのだそうです(だから「イヌ」)。ヤナギタデとかは葉っぱが辛いもんなあ。鮎の塩焼きに添えるアユ酢にするやつ。
 
 

A
 これはヒトヨタケか?
 
 
B
 出た! スッポンタケ。悪臭を放つことで有名です。でも白いところを天ぷら、煮付け、すまし汁にして食べるのだとか。 …遠慮しときたい。
 
 

C
 東展望広場からの景色。丹沢山塊の稜線がくっきりと見えています。