2014年 8月 小山内裏公園MAP
 
 
2014年8月2日(土) 
 

@
 今日は東側のエリアを中心に。ミズヒキは咲きはじめ。
 
 

A
 ヒヨドリバナは盛りに近づきつつあります。
 
 
B
 ヤマユリの大株。ちょっと後ろ姿ですが。
 
 

C
 谷側に延びる道は湿気のせいで苔むしていました。
 
 

D
 クサギは開花前。
 
 

E
 休日の朝、こんなところをのんびり散策することのできる幸せよ。
 
 

F
 路上にひっくり返っていたニイニイゼミ。お亡くなりになったばかりのようでした。
 
 

G
 リョウブには実が。かつて救荒植物とされていたそうですが、この実を食べるということか?
 
 

H
 ヤブランは開花に向けてスタンバイOKの状態
 
 

I
 夏の陽に照り映えるトチノキの葉
 
 

 
 
 
2014年8月5日(火) 
 

@
 ダイコンソウ。いったいどこが大根なのか。根生葉だそうです。
 
 

A
 ホタルブクロもけっこう花期の長い花。
 
 

B
 西展望広場から。正面は大山。右手の塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳と続く稜線には雲がかかっています。
 
 

C
 やった、ルリボシカミキリ発見! 日本の固有種だそうです。早起きは三文の得ですな。
 
 

 
 
 
2014年8月7日(木) 
 

@
 尾根道を越えて里山広場に下りる道。
 
 

A
 ノコンギク。暦の上では今日から秋。
 
 

B
 茎や葉に鋭い刺があるワルナスビ。草刈りの際には厄介者です。
 
 

C
 クヌギが若い実を付けています。殻斗もまだしなやか。
 
 

 
 
 
2014年8月11日(月) 
 

@
 台風一過。木々の小枝が散乱しています。
 
 

A
 シラカシのドングリ(赤ちゃん)。ナラ・カシの類には、花が咲いた後その年に果実が実るものと、翌年に実るものとがあり、シラカシはその年派。
 
 

B
 クマノミズキに群がるアオバハゴロモ。一匹をよく観察するときれいな虫なんですが、こんな感じで群れられると、ウッっときます。吻を挿して吸水中。ミズキなので腹一杯飲めるでしょう。やっぱり今年伸びた枝が軟らかくて吻を挿しやすいのでしょうか。
 
 

C
 そのアオバハゴロモを上手に空中キャッチしていたのがこの鳥。セグロセキレイ(幼鳥)です。今朝早く尾根道沿いの草刈りが行われたようで、小さな虫がねぐらを追い出されたのか、あちこちで虫を捕らえていました。
 
 

D
 園の西端から望む奥多摩の山々。手前では空き地の夏草刈りが。奥の空き地は既に終わっています。
 
 
E
 うむ…、ホウロクタケかな?
 
 

F
 鮎道を歩く。
 
 

G
 コガネグモ。頭を下向きにしてX字の体勢で餌を待つのが定番だそうです。ちっちゃいのがオス。メスは非常に攻撃的なので、餌と間違われないようにしながら交接のチャンスを窺っているところ。
 
 

H
 男郎花と書いてオトコエシ。オミナエシ(女郎花)より頑丈に見えるからというネーミングだそう。
 
 

I
 大田切池までやってきました。デッキに立つとミシシッピアカミミガメがわらわらと集まってきます。誰か餌をやる人がいるのかも。
 昔よく縁日で売られていたミドリガメが成長した姿がこれ。大きいものでは30cmにもなるので、だまって野に放つ人もたくさんいるんだと…。なにしろ寿命は40年だそうだから。
 
 

J
 これはハコネウツギの果実。おもしろい形をしています。
 
 

K
 こっちはコブシの果実。負けず劣らず面白い形。
 
 

L
 シュロソウ。咲きはじめの花。台風で花茎が倒れていました。
 
 
M
 キツネノカミソリは藪の中でも涼しそう。
 
 

N
 遠くに秋の気配を感じさせるカリガネソウ。もうお盆です。
 
 

 
 
 
2014年8月13日(水) 
 

@
 台風が去ってまた暑い夏が戻ってきた感じ。
 ミスジマイマイ。葉裏に隠れるように。ところでどうやってここまで来た?
 
 

A
 クスノキの実。1か月前(7月13日)に撮ったのと同じところのもの。ずいぶん膨らんできています。
 
 
B
 ヤブランの立ち姿はすっくとして涼しそう。
 
 

C
 クサギも開花時期を迎えた模様。
 
 

D
 はやくもオトギリソウが。
 
 

E
 コナラのジューススタンド。どうもここは人為的に樹皮を剥がしたような形跡あり。
 
 
F
 夏の花と徐々に入れ替わるように秋の花が咲き始めています。ツリガネニンジンも秋の花。
 
 

G
 図鑑をめくってみるも名前は判明せず。ヒイロタケ?
 
 

 
 
 
2014年8月17日(日) 
 

@
 今日はめずらしく夕方に内裏公園へ。
 公園のど真ん中を貫くトンネルは多摩ニュータウン通り。
 
 

A
 西展望広場から。夕日を浴びるマンション群。遠くの街並みは相模原あたり。
 
 

B
 秋の七草の一つ、クズの花。香りはまぎれもなくファンタグレープのそれ。
 
 

C
 アセビの花芽がこんな時期から準備されているとは。年を越して早春に咲きます。
 
 

 
 
 
2014年8月21日(木) 
 

@
 3つの翼をもつオニドコロの刮ハ。小さな花の根元がこんな形に膨らむとは。この薄っぺらい翼の中にさらに薄い膜のような翼を持った種子が入っています。秋になるとパリパリに乾燥して、それぞれの翼がパカッと2枚に分かれ、中からひらひらと種が舞い落ちるという仕組みです。
 
 

A
 カラスウリの花が閉じたところ。花は日が暮れてから咲き、夜明け前に閉じてしまうので、お目にかかるときはいつもこんな感じ。
 
 

B
 シモツケ。まだ生き生きとしています。花の少ない時期だけに出会うと嬉しい。
 
 

C
 ガマズミの実が色づき始めました。この株は早熟のようで、他のところにある株はまだこれほどは朱くなっていません。
 
 

 
 
 
2014年8月23日(土) 
 

@
 今日は南広場から入って西側へ。
 森の袖にテッポウユリが。2、3日見ないうちに一気に咲き始めました。
 
 

A
 世界中に分布するというカタバミ。花といい葉といいメルヘンですな。
 
 

B
 公園の大部分はサンクチュアリになっていて立入禁止。こんな感じに鬱蒼としています。
 
 
C
 高さ2mを越えるオオブタクサ。花穂をちょっと触るだけで花粉が崩れ散りました。ブタクサとともに秋の花粉症の主役だそうです。
 
 
D
 イヌキクイモかキクイモモドキか。よく分からん…。
 
 

E
 花冠をアップで。
 
 

F
 クズが一斉に咲いています。あたりには甘い香りが。
 
 

G
 ウワミズザクラの果実。
 
 

H
 熟していそうなものを一つ採って中を見ると、ほとんどは種子で果肉はわずか。クマはこの実が好物だそうですが、種が美味しいのかも。
 
 
I
 そして夜、カラスウリの花の妖艶な姿を見に再び内裏公園へ。こんなにあでやかでも真っ暗でまったく見えません。ところがスズメガには見えているのか、この花を訪れ、長い吻を伸ばして蜜を吸うのだそうです。想像すると幻想的。
 
 

J
 帰りに見かけたマツヨイグサ。(これは公園の外)
 
 

 
 
 
2014年8月30日(土) 
 

@
 一週間よく降ったなー。久々の青空です。
 南広場は眩しいくらい。
 
 

A
 ツチイナゴの幼虫、だとか。まだ羽根が小さい。
 
 

B
 シュロソウが満開状態です。
 
 

C
 早々とツリバナの実が熟しています。街路樹は日当たりとか栄養とかもろもろ条件が良いからか。
 
 
D
 キブシの葉裏にびっしり! これはアカスジキンカメムシの幼虫。しかし何故この葉に集中しているの?

 
 
E
 センニンソウ。蔓を伸ばして他の木を覆い尽くしています。光を完全に奪っていますね。
 
 

F
 一つ一つの花はこんな感じ。
 
 

G
 早くも熟し始めているヤマボウシの実。これは街路樹ではないのですが。
 
 
H
 白い膜を破って傘を広げようとしているキノコ。大きさは10cmほど。たぶんササクレツキヨタケ。