千町原 〜湿地と草原 はや秋の風〜


 

【広島県芸北町 平成16年8月21日(土)】
 
 お盆も過ぎて、朝夕の暑さがこころなしか和らいだ感じがします。
 少しずつ季節が替わり始めているのかもしれません。
 そうなると高原の様子はどうなっているか、一足先にもう秋が来ているのか、ちょっと気になるところです。
 そこで、仲間の面々と、芸北町は八幡湿原にある千町原にいってみました。

 長者原の湿地

 今回は湿地や草原に咲いていた花を紹介します。(写真のみです。あしからず。)


 シラヒゲソウ (ユキノシタ科)

 ビッチュウフウロ (フウロソウ科)

 キンミズヒキ (バラ科)

 イヌトウバナ (シソ科)

 マツムシソウ (マツムシソウ科)

 ミヤジマママコナ (ゴマノハグサ科)

 コオニユリ (ユリ科)

 ノササゲ (マメ科)

 ツリフネソウ (ツリフネソウ科)

 サワギキョウ (キキョウ科)

 ヒメシロネ (シソ科)

 ゲンノショウコ(白花) (フウロソウ科)

 タンナトリカブト (キンポウゲ科)

 ミゾソバ (タデ科)

 草原を渡る風、湿地にそよぐ風は確かに少しひんやりしていました。あちこち歩いても汗ばむこともありません。
 姿を見せてくれた花たちも夏から秋へと移り変わっていく途中のようでした。
 


 今日、千町原のあちこちでマムシを見かけました。計5匹です。さすがにギョっとしました。
 ところで、マムシってのはいつも独特のオーラのようなものを発散させているように感じませんか。強くしたたかな生命力のオーラを。
 何とも不敵な輩です。