虹ヶ浜 〜♪北風ぴぃぷぅ …おお寒っ!〜


 

【山口県光市 平成15年12月7日(日)】
 
 昨日は暖かい雨。気圧の谷が通りすぎた今日は、天気はいいものの冬型の気圧配置で季節風がピュー!
 今日は周防灘に面した山口県は光市、虹ヶ浜へやってきました。

 虹ヶ浜

 防風林を抜けて浜に出てみると、ひゃー、寒い! でも、こんな風をまってましたとばかりにウインドサーフィンやカイトボーディングを楽しむ人達がいっぱい。
 水も風も冷たいだろうに。好きなことのためなら少々のことは我慢できるんだろうなぁ。

 カイトボーディング

 カイトボーディングはパラセーリングとスノーボードを合体させたようなもの。
 ものすごい風の力です。けっこう年輩の人もガシガシ頑張っていました。

 コマツヨイグサ?

 コマツヨイグサでしょうか。夏は過酷な陽射しと焼ける砂、冬は強風と寒さ、土壌も決して肥えているとはいえないこんな環境で、ほんと健気に生きている。自分なんてまだまだ我慢が足らんなぁ。

 ハマナデシコ

 ほとんどが花殻になっていましたが、何株かはまだ花が付いていました。
 強い風に吹かれ、何度もお辞儀をしていました。

 ハマゴウ(実)

 そう、これがアクアラインを造った… いや、それは「ハマコウ」! この実はハマゴウです。手に取ると何とも言えないスーッとした匂いがします。そば殻に混ぜて枕に入れると安眠できるそうですよ。
 夏にこの花の葉を見ると、やや肉厚の緑の葉に白い縁取りがあるようで、なかなか洒落ています。
 
 骨の髄まで冷えきったので、ドリーム号に戻って、10qほど離れたところにある室積浦に行ってみました。ここは地形的には「陸繋島」と呼ばれるところで、峨嵋山という常緑広葉樹のこんもりとした山があります。

 トベラ

 薄暗い林の中を登っていくと、やがて稜線に出ました。まわりを樹木に囲まれているので風は吹きつけてきません。
 トベラの実が鮮やかです。でも、一気に登ってきたので、心臓バクバク。肩で息をしているのでカメラがブレて定まりません。
 
 室積浦を後にすると、あとは海岸沿いに柳井、岩国を経て広島に向かいます。

 山口県由宇町城ヶ崎地区から見た広島湾越しの灰が峰(中央奥の山)。灰が峰は呉市にある山で、先週行ったところです。直線距離で40q、先週あの山のてっぺんからこの浜を見ていたかもしれません。
 左の山肌が崩れている島は、NLP建設で物議を醸した大黒神島です。

 錦帯橋(架替中)

 途中、岩国を通ったので、架け替え中の錦帯橋に寄ってみました。
 約50年ぶりの架け替えだそうですが、昔に比べて耐用年数が短くなっているそうです。