広島大学 〜隠れた花園〜


 

【広島県東広島市 平成14年6月1日(土)】
 
 朝から暑い一日を予感させる天気でした。
 炎天下、東広島市の龍王山憩いの森で、明日の「第1回ひろしま『山の日』県民の集い」の下見と設営。
 あっというまにペットボトルが3本空になりました。

 解散後、東広島市鏡山にある広島大学西条キャンパスへ行って、自主観察会。

 イシモチソウ
 

 イシモチソウは「石持草」.。石がくっつくほど粘着性があるということで名がついたそうです。モウセンゴケの仲間で、葉から粘液を出して虫を捕らえます。
 あまり見かけないのは、乾燥などちょっとした環境の変化にも耐えられない、弱い生命だからでしょうね。

 イチヤクソウ
 

 3株が寄り添って豪勢に咲いていました。薬効があることから「一薬草」の名があります。

 ササユリ
 

 林の中で浮き立つような薄桃色。別名「サユリ(早百合)」だそうです。
 ササの葉のような葉が特徴です。

 ナツハゼ
 
 ウメモドキ(雄花)
 
 シライトソウ
 

 この谷を整備し、これらの植物をそっと見守りながらまた今年も出会えたことを心から喜んでいる人たちがいます。
 来年も出会えるといいですね。