宮島・小なきり浜 〜自然公園クリーンデー〜


 

【広島県宮島町 平成14年8月4日(日)】
 
 梅雨明け以来2週間、酷暑、炎暑の日々が続いています。
 そんな中、今日は全国自然公園クリーンデーの一環として、宮島PVなどの団体で宮島の清掃や観光客への啓発活動を行いました。

 朝9時、宮島桟橋前の広場に集合。すでにギラギラの陽射しです。

 浜辺には打ち上げられたゴミがいっぱい。一番多いのは発泡スチロール。ビニールゴミがこれに続きます。牡蠣の養殖に使う塩ビパイプが多いのは広島湾岸の特徴です。意外なのはビンやカンが少ないこと。あと、明らかにわざわざ捨てに来たと思われるバッテリーやコールタールの一斗缶などもありました。

 このゴミはほんの一部です。

 強烈な陽射しと砂浜の照り返しで汗が滝のように流れ落ちます。清掃は午前中で終わったのですが、港の食堂で昼ごはんを食べて落ち着くと、ついウトウトしてしまうほど疲れてしまいました。


 解散後、筒賀村へナツエビネを見に行きました。海から山へ車を走らせます。

 キツリフネ

 途中の渓流沿いにキツリフネを見つけました。
 花冠が提灯のようにつり下げられています。

 ナツエビネ

 薄暗い林の中にそっと佇むナツエビネ。
 まとわりつく虫の存在もしばし忘れてしまうほど美しい姿でした。